初心者のための馬券講座 Part①

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初心者のための馬券講座。

競馬を始めたての頃は馬券の種類が多すぎて、どれがどんな意味なのか分かりませんよね。私の知り合いでも、たまに競馬場へ行くたびに「この馬券なんやったっけ?」となっています。

券種によっては複雑な買い方をすることもあるので、ここでしっかり勉強しておきましょう!!

馬番と枠番

まず馬券で使用する番号には「馬番」と「枠番」があります。

出走馬が16頭の場合は1つの枠に2頭ずつ入ることになります。

しかし、出走馬が少ない場合は内の枠には1頭のみ、出走馬が18頭だと7,8枠が3頭ずつなど、頭数によって変わってきます。

枠によって帽子の色が決まっているので、レースでは馬番と帽子を色をセットで覚えておくと自分が応援している馬が見つけやすいのではないでしょうか。

馬券の種類と特徴

では現在JRAで発売されている馬券の種類とその特徴を解説していきます。

馬券には1頭だけ選ぶものと2~3頭選ぶものがあるので、初心者さんにはまずは1頭だけ選ぶ馬券で買うのをおススメします。

それに慣れてきたら2頭選ぶ馬券にもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

単勝

単勝は「1着になる馬」を当てる馬券です。

単勝で買った馬が1着になれば馬券は的中、その平均配当は約1045円。1番人気が勝つ確率はおおよそ30%くらいとなっています。

1頭選んでレースではその馬だけ見ていれば当たったかどうかは分かりやすいですし、一番シンプルな基本的な馬券と言えるでしょう。

もちろん1レースで数頭の単勝を買うのもアリです。18頭立てで単勝1点買いなら当たる確率は1/18ですが、3点買いをすれば1/6まで確率が上がりますからね。

まぁ馬にも能力差があるので単純にそんな確率にはなりませんけど。

ただし、多点買いをすれば購入金額も増えるので、財布と相談して考えましょう。

単勝2倍を1点買いで的中するのと、単勝6倍を3点で的中するのは結果的には同じことになります。多点買いの方が的中率は高くなりやすいですが、オッズとのバランスを見て買い過ぎには注意しましょう。

複勝

複勝は「3着以内の馬」を当てる馬券です。

単勝に比べて当たる確率は3倍になりますがその分配当は低く、平均配当は約365円。1番人気が3着以内に来る確率はおおよそ60%となっています。

馬券のなかで最も的中率が高いので、初心者さんが馬券を買うときにはまず複勝から買ってみるのが良いと思います。

複勝オッズは「1.5~2.8」のように表示され、左を下限オッズ,右を上限オッズと言います。複勝の場合、3着以内に入った馬の人気によって配当が変化し、人気馬が多いほど下限オッズに近いオッズになります。

3着のうち2頭が「1.2番人気」なら下限オッズが、「3着全てが人気薄」なら上限オッズに近い払い出しとなるので、人気馬が来ないことを祈りましょう!!

単勝と違って的中馬券は3つありますから、運が良ければ3点買って全て的中…なんてことも有り得ます。

注意点としては出走馬が7頭以下のレースの場合、複勝は3着までではなく「2着まで」となるので覚えておいてください。

枠連

枠連は「1-2着馬の枠番」を当てる馬券です。

2頭の馬を組み合わせる馬券になるので、単勝複勝よりも当たる確率は一気に下がりますが、平均配当は約2110円と大幅にUPします。

1-2着の順番はどちらでも構いません。

昔は枠連が馬券のメインとして買われていたときもあったようですが、馬券の種類が増えたことで現在ではあまりメジャーな馬券ではなくなっています。

1つの枠には2頭(3頭)入ることが多いので、その枠を買っていればどちらの馬が来ても良いことになります。

例えば

  • 1枠1番 アイウエオ号
  • 1枠2番 カキクケコ号
  • 2枠3番 サシスセソ号
  • 2枠4番 タチツテト号
  • 3枠5番 ナニヌネノ号
  • 3枠6番 ハヒフヘホ号

このうちアイウエオ号ナニヌネノ号が来ると予想し、枠連1-3を購入したとします。そしてレースの結果が以下の通り。

  • 1着 1枠1番 アイウエオ号
  • 2着 3枠6番 ハヒフヘホ号

このような場合でも枠連は1-3なので馬券は的中となります。ちょっとラッキーですね。枠連は1.2着の順番はどちらでも良いので、

  • 1着 3枠6番 ハヒフヘホ号
  • 2着 1枠1番 アイウエオ号

このような結果でも馬券は的中します。2頭当てる馬券でも馬連よりは当たりやすく、その分配当は低くなりがちです。

馬連

馬連は「1-2着馬の馬番」を当てる馬券です。

枠連が理解出来れば馬連も難しくはないでしょう。馬番は各馬に決められているので枠連より当たりづらい分、平均配当は約5875円と枠連の倍以上に。

この馬連が登場したことで、馬券のメインが枠連から馬連へ移行したと言えます。

馬連も1-2着馬の順番はどちらが1着でも構いません。

ちなみに、そのレースで最も強いと思われている1番人気と2番人気の馬連の的中率は、毎年約15%ほど。

1-2番人気の平均配当が約550円なので、大して当たる訳でもなく、当たっても大した払戻がない…人気の組み合わせを買うのは得策ではないということですね。

枠連と馬連では基本的に馬連の方が高配当になりやすいですが、稀に枠連の方が高配当になるときがあります。

それが「枠連ゾロ目決着」のときや、「1つの枠に1頭しか入っていない馬」が来た場合。例えば

  • 1枠1番 アイウエオ号
  • 2枠2番 カキクケコ号
  • 3枠3番 サシスセソ号
  • 3枠4番 タチツテト号
  • 4枠5番 ナニヌネノ号
  • 4枠6番 ハヒフヘホ号

出走数によっては枠番と馬番がこのようになるときもあります。仮に

  • 1着 3枠3番 サシスセソ号
  • 2着 3枠4番 タチツテト号

この場合「枠連3-3,馬連3-4」が的中馬券ですね。

しかし同じ馬の組み合わせにも関わらず

  • 馬連3-4 10倍
  • 枠連3-3 15倍

と、オッズに大きな差が付くことも。他にも、

  • 1着 1枠1番 アイウエオ号
  • 2着 2枠2番 カキクケコ号

なら「枠連1-2,馬連1-2」が的中馬券ですが、このときも枠連の配当が高くなる場合もあります。

なぜこのようなことが起こるかと言うと、馬券は参加者がその組み合わせを多く買うほどオッズが下がる(人気になる)仕組みになっているからです。

現在は枠連よりも馬連をメインで買う人が増えているので、同じ組み合わせなら馬連で買う人が多く、その結果として枠連とのオッズに歪みが発生するのです。

全てのレースでそうなるとは限りませんが、ゾロ目や1つの枠に1頭しかいない場合はこのようなことが起こりやすいと知っていれば、的中したときに少し利益を増やせる可能性もあるんですね。

馬連を買う際には、同じ組み合わせの枠連とのオッズも一度確認してみると良いでしょう。

馬単

馬単は「1-2着馬の馬番を着順通りに」当てる馬券です。

馬単では1着〇番,2着〇番まで当てる必要があるので当然的中率は下がりますが、平均配当は約11948円と万馬券も頻繁に出ます。

馬券は同じ組み合わせが買われるほどオッズが下がると言いましたが、それが馬単では何を意味するかと言うと「1着が人気馬の組み合わせが売れる」ということ。

人気馬の方が勝ちやすいと考える人が多いので、1着に人気馬を買う人が増えます。

そうすると、1着が人気馬の組み合わせはオッズが低くなり、1着が人気薄の組み合わせはオッズが高くなります。

2016年の皐月賞、勝ったのは8番人気ディーマジェスティ、2着は3番人気マカヒキで、この2頭の馬連は62.2倍でした。

馬単でマカヒキ → ディーマジェスティの組み合わせは84.7倍、しかしディーマジェスティ → マカヒキの組み合わせは176.8倍と、馬連の倍以上のオッズとなっています。

確かに人気馬の方が勝つ確率は高いのですが、人気馬が勝ったところで馬単は馬連より若干配当が上がる程度にしかならない馬券。

リスクとリターンを考えると、人気馬を1着にして買うのはリスクが高いとしか言えません。

人気馬を1着付けで買っても、2着になれば馬単は外れです。1番人気ですら勝率は約30%程度なので、それなら馬連で買っておくほうが無難ですよね。

つまり、馬単は「人気薄が1着になったときに最もメリットを享受出来る馬券」となります。

ワイド

ワイドは「3着以内のうち2頭」を当てる馬券です。

つまり、的中馬券は(1-2着),(1-3着),(2-3着)の3パターンあるということですね。

馬連の幅が広くなったと思っておけば良いでしょうし、馬連よりも当たり易いですが平均配当は約1928円と控えめです。

馬連より当たり易いし、複勝よりも配当が高いので初心者さんにも馴染みやすい馬券だと思います。ワイドも複勝と同じように、3着内の人気によってオッズが若干変動します。

出走馬のレベルが均衡していてオッズが割れている場合、馬連よりもワイドを購入する人が増えるのか、馬連に比べてワイドのオッズが極端に低くなる場合もあります。

基本的には馬連に比べて配当は1/3程度になるのですが、稀に1/5程度しかならないときもあるので結果を見てちょっとガッカリ…なんてことも。

勝負師ならオッズを考慮して馬連勝負するのも良いかも知れませんね。

三連複

三連複とは「3着以内に入る全ての馬」を当てる馬券です。

当然2頭を選ぶ馬券よりも難易度は上がり、平均配当も約23827円と高額。

三連複は3頭の着順は関係ありません。簡単には的中しない馬券なので、ある程度買い目を増やして買うことが多い馬券です。

あまり少ない点数で買っているといつまで経っても当たらない可能性もあるので、20~30点くらいを購入する場合が多いと思います。

これより増やしてしまうと、的中しても利益が少なくなったり、外れが続くと資金があっという間に無くなるというリスクもありますからね。

例え外れが続いても、的中したときに一気に回収すれば問題ないと考える人なら、5点前後しか買わずに勝負する人もいます。

点数を増やしても、的中する買い目は一つしか無いので、ある意味効率的とも言える考え方です。どちらにせよ、三連複は初心者にはあまりおススメ出来ない馬券であることは間違いありません。

三連単

三連単は「3着以内の全ての馬を着順通りに」を当てる馬券です。

こちらは着順まできっちり当てないといけないので、三連複より遥かに的中する確率は低いですが、平均配当は約143186円と破格の数値。

馬単と同じく、人気のない馬が上位に来るほど配当が跳ね上がる馬券です。しかし相当の点数を購入しないと、1年で1回も当たらない可能性もあります。

お金に余裕がある人が買うなら良いですが、初心者や軍資金が少ない人は手を出さないのが賢明な馬券と言えます。

WIN5

WIN5は「指定された5レースの1着馬を全て」当てる馬券です。

現在発売されている馬券のなかで最も難しく、最も高額配当が期待出来る馬券。

夢はありますが現実を見て手を出さないのが、一般人が競馬を長く楽しむコツではないでしょうか。

ハッキリ言って、絶対におススメ出来ない馬券です。

まとめ

馬券は基本的に「的中率と配当は反比例する」と覚えておきましょう。

初心者さんはまず1頭を選ぶ馬券からスタートし、その馬券の意味が理解出来たら2頭選ぶ馬券に挑戦していけば良いと思います。

2頭選ぶ馬券は、同じ組み合わせでも払戻額が変わってくるので、それを念頭に置いてお得な馬券を選択出来るようになれば馬券上手と呼ばれる日も近いでしょう。

3頭を選ぶ馬券になるとおいそれと的中しないので、初心者さんが楽しむには向いていない馬券です。ましてやWIN5なんて…

馬券を購入するときは、1つ1つの買い目をマークシートに記入しても良いですが、それだと点数が増えたときに非常に手間がかかります。

そんなときに便利なのが「流し」や「ボックス」などの特殊な買い方。

初心者のための馬券講座 Part②」では、馬券を購入する際に覚えておくと便利な買い方を紹介していきます。

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