複勝をワイドにすることで、回収率は底上げされる

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複勝で結果が出ている人は、複勝をワイドにすることで、さらに高い回収率を実現することが可能です。

なぜそうなるかと言うと、的中率と回収率は相反する関係だからです。

的中率と回収率

以前、こちらの記事で書いたように、的中しにくい馬券ほど回収率に期待ができます。

的中率と回収率の関係性
競馬で馬券を購入する以上、当然ですが当てたいと思いますよね。 そもそも、競馬で勝つためには馬券が当たらなければ不可能です。 しか...

単勝と複勝では、単勝の方が当たりにくいため、高い回収率が期待できます。

最も当たりにくく、高回収率が期待できるのWIN5であり、その次が三連単です。

なんとなくでも、的中率と回収率は相反する関係という意味は分かるのではないでしょうか。

複勝とワイドでは、ワイドは相手も的中させる必要がある分、的中率が下がります。

的中率は下がりますが、それだけ回収率は上げられるということですね。

ただし、的中率が下がれば安定感も下がります。

回収率を上げようとすると、それだけリスクも大きくなってしまうとも言えます。

複勝とワイドの関係性

複勝とワイド総流しは同じ意味ということは、理解できるでしょうか?

複勝は本命馬が3着以内に入れば的中ですが、ワイド総流しも、本命馬が3着以内に入れば自動的に2点的中となるからですね。

ということは、複勝とワイド総流しの的中率は同じになるはずです。

相違点は、複勝は100円から買えるのに対し、ワイドは相手分×100円が必要なこと。

レースは最大18頭立てなので、ワイド総流しは最大1700円必要となります。

的中率が同じなら、回収率にそれほど大きな差が出ることはありません。

複勝をワイドで代用することで、回収率を底上げするとはどういうことなのでしょうか。

ワイドなら相手を絞れる

ワイドで回収率を底上げできる大きなポイントは、ワイドは相手馬を絞れるということです。

複勝は、ワイド総流しを買っているのと同じことになるので、相手に絶対来ない(と思う)馬まで自動的に買わされているとも言えます。

例えば、16頭立てのレースで12~16番人気の5頭は絶対に来ないと考えても、複勝ではその馬たちも含んだ買い方をすることになります。

これがワイドなら、本命馬からその5頭を除く11点を購入することができます。

この削った5点分だけ的中率は下がりますが、的中率が下がったことで高い回収率が期待できるようになるのです。

実際はそんな人気薄ばかり削っても、そう大きな差にはなりませんけどね。

ある程度人気になっているものの、来ないであろう馬を削れれば大きな差が生まれることでしょう。

ただし、ある程度の人気馬を削れば、それだけ的中しなくなるリスクも上がります。

相手を見極める予想力も重要になるので、下手すると回収率が下がることも覚えておきましょう。

そんなリスクを取りたくない人や、ある程度の資金がある人なら、合成オッズを利用して馬券を購入することをおススメします。

合成オッズを比べる

合成オッズとは、複数の買い目を一つの買い目とみなした場合のオッズです

例えば馬連で5点買いで、この合成オッズが3.00だったとすると、その馬連5点買いは、3倍の目の1点買いと同じ意味ということになります。

つまり、単勝3倍を1点で買うような賭けをしていることになります。

出典元:Target frontierJV

合成オッズは、同じ意味合いの馬券でどちらが効率良いリターンが得られるかを示します。

例えば、2017年皐月賞のコマノインパルスの複勝下限オッズは10.7倍でした。

しかし、ワイド総流しの合成下限オッズは何と19.6倍

馬券を1万円分購入したとき、複勝なら約10万円になるのに対して、ワイドで均等に払い出させるよう資金配分したときは、約20万円になるということです。

同じ意味合いの馬券にもかかわらず、複勝とワイドでリターンに2倍の差が出ることになります。

ここでポイントになるのが、ワイド総流しをする場合は均等に払い出されるように資金配分をしなければならないことです。

人気サイドのワイドと、人気薄のワイドを同じ100円で購入していると、人気サイドに偏って決着すれば、逆に回収率は下がってしまいます。

それを防ぐためには、人気サイドには多い金額を、人気薄には少額を購入し、的中したときにだいたい同じ払戻額になるように調整しなければなりません。

つまり…

資金が少ないと総流しは難しい

馬券に使える資金が少ないと、払戻額を同じに調整することが難しくなります。

サンプルは2017年春の天皇賞、ゴールドアクターからワイド総流しをした場合です。

複勝下限オッズは3.1倍、ワイド総流しの合成オッズは4.2倍でした。

複勝で買う人が多く、ワイド総流しで均等に払い戻されるように買う方がお得だったレースとなります。

予想は大ハズレだったので、印は気にしないでください(/ω\)

右側の赤枠が、的中した時の払戻額になります。

約1万円を同じ払戻額に調整すると、キタサンブラック相手には3,200円、サトノダイヤモンド相手には2,400円、シュヴァルグラン相手だと1,100円という購入額になります。

いくつか超高配当の目もありますが、ワイド総流しでは必ず2点的中するので、約1万円の投資で約4万円の払戻が受け取れることになりますね。

ワイドの合成オッズ4.2倍と一致します。

一方、こちらは資金が2,000円程度で総流しした場合です。

相手は16頭になるので、総流しでは最低1,600円が必要です。

資金がないと人気馬相手に僅かな金額しか上乗せができず、人気サイド(3番・15番)で決着した場合の払戻は約3,700円。

投資した金額の、2倍にも満たない結果になります。

もちろん、人気薄で決着した場合は大きなリターンとなりますが、これでは安定した回収率が期待できなくなります。

資金がなければ相手を絞る

総流しで均等配分できる資金がない場合は、相手を絞る必要があります。

結局、ワイドで回収率を上げるポイントに戻ってきましたね。

資金があれば、合成オッズを利用して効率の良い方を選んで購入することができます。

少なくとも、均等配分するなら4~5,000円はないと厳しいんじゃないかなと思います。

なかなか1レースにそこまで使える人はいないでしょうから、予想力を磨いて相手を絞ることで、回収率を上げられるようにしたいですね。

まとめ

合成オッズは他の馬券でも応用できます。

単勝と馬単1着流しも同じ意味合いなので、合成オッズの高い方で購入すればいいです。

三連複や三連単でも同様ですが、そこまでいくとどれだけ資金が必要になるか想像がつきません。

まずは、複勝でしっかりと回収率100%程度まで馬を選別できることですね。

そこからは、ワイドで相手を絞り回収率を上げることを目指したい。

ここまで書いておいてなんですが、1レースに使えるのが1,000円程度であれば、代用で回収率を上げるのは難しくなるので、複勝で勝負しておくのが無難だと思います。

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