DMMバヌーシーの出資金内訳が改善?!新たな募集馬の血統評価もします。

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昨年から始まった画期的なDMMバヌーシーですが、出資金の内訳が判明して販売手数料の高さに(一部では)騒然となりました。

久しぶりに現状を見てみると、2018年度からはいくつか変更点があるようです。

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出資金の内訳が変更

開始当初の出資金内訳は、以下のようになっていました。

  1. 競走馬出資金
  2. 運用管理預託金
  3. ファンド運用管理費預託金
  4. ファンド運用監査預託金
  5. 販売手数料
  6. 調整金

このうち、販売手数料がボッタくりじゃねーのって騒がれたんですね。

皐月賞にも駒を進めたキタノコマンドールもDMMバヌーシーの出資馬です。

セリでの購入費用が約2億円でしたが、その販売手数料が約9,000万円となっていました。

馬の購入費用が約50%で、育成等に掛かる費用が約30%ほどで、募集価格に対する販売手数料が占める割合は、約20%にもなります。

キタノコマンドールは1口4万2,000円での募集でしたから、8,400円程度が販売手数料だったのです。

ちょっと…高いですよね。

2018年度の出資金内訳

これが2018年からは大きく変更されています。

  1. 競走馬出資金
  2. 維持費出資金
  3. 会費
  4. 調整金

1.競走馬出資金・4.調整金は昨年度と同様。

2.の維持費出資金は、2017年の2.3.4.に該当するような費用だと思われます。

2018年度は、販売手数料がなくなり会費という項目が新たに設定されています。

販売手数料がなくなり、1口あたりの出資金が昨年より割安になるかどうかは、会費がどのように設定されているかにかかっていそうです。

支払方法にも変更点アリ

2018年度からは、一括払い方式以外にも月払方式(分割)が追加されています。

月払方式では、購入時に1.競走馬出資金と2.維持費出資金のうち保険料該当分を支払います。

月額(この馬の場合300円)の支払いが開始されるのは、各馬ごとに設定された運用開始日からとなるので、募集直後に購入しても、しばらく月額を支払う必要はないようです。

一括払方式では、購入時に会費の総額を含めて支払うことになります。

DMMバヌーシーでは当初、購入後の追加費用はないと言っていましたが、会費の導入によって月払方式では購入後も支払いが必要になります。

まぁ分割にしているだけなので、追加費用とは言わないですかね。

昨年よりは割安になったのか?

何頭かはセリの落札価格が判明していますが、正直募集価格が複雑なのでどうなったかは判断できません。

会費も馬によって総額が変わっているでしょうか。

詳細を知らずに昨年よりボラれる可能性があるのはちょっと嫌ですが、購入される方はそれを承知の上でやるしかないでしょうね。

もしくは、自分で詳細を調べるか…計算の私には無理でしたが。

募集馬の評価

それでは、2018年4月時点で募集されている馬を血統面から評価していきたいと思います。

フィバリッシュの2016(牡)

父:オルフェーヴル
母父:トニービン
出資金(一括):18,510円
出資金(月払):3,940円・300円

オルフェーヴル産駒は当たり外れが大きい馬が多くなりそうで、母父トニービンであることから当たれば大一番で底力を発揮しそう。

父がディープの姉ビキニスタイルは切れるタイプではなかっただけに、非根幹距離に活躍の場を求めることになるかも。

おそらく晩成傾向にあるでしょうから、気長に成長を見守る必要がありそうです。

評価:★★☆☆☆

キタノブルー(牡)

父:ディープインパクト
母父:Elusive Quality
出資金(一括):26,170円
出資金(月払):9,670円・300円

2歳女王ショウナンアデラの全弟。

ディープ産駒は母系がスピード血統の方が活躍馬が多く、血統面からは十分に期待できそうな1頭です。

ディープ産駒の牡馬はピークが短く、クラシック戦線で燃え尽きる馬も多いので出資金を上回る賞金を稼ぐとなると、少し厳しいかも知れません。

評価:★★★☆☆

ワナダンスの2016(牝)

父:ジャスタウェイ
母父:The Leopard
出資金(一括):10,000円

新種牡馬ジャスタウェイ産駒です。

ジャスタウェイ自身も真価を発揮したのは古馬になってからなので、息の長い活躍に期待ができるかも知れません。出資金を考えると、手ごろかと思います。

母系はスピード血統なので、マイル~中距離あたりでそれなりに走ってくれるのではないでしょうか。

父譲りの爆発力を受け継げば、ヴィクトリアマイルでの激走にも期待できるかも?!

評価:★★★☆☆

タミーンの2016(牡)

父:ディープインパクト
母父:Shirocco
出資金(一括):28,500円

以前から募集されている馬ですね。

以前の評価を再掲します。

母父Shiroccoはドイツ血統の重厚なスタミナタイプで、ディープインパクトが参戦した凱旋門賞にも出走しています。

母系はマイナー系×レッドゴッド系とかなり重厚で、日本の馬場では切れ負けする可能性が高そうです。

ディープインパクト×Monsun(Shiroccoの父)の代表産駒はウムブルフですから、この馬もかなりズブいタイプになるのではないでしょうか。

評価★★☆☆☆

ゴッドフェニックスの2016(牡)

父:ブラックタイド
母父:ブライアンズタイム
出資金(一括):18,000円

こちらも再掲。

母の母ロンドンブリッジは、現役時代も母としても活躍した名牝。ただし、母のゴッドフェニックスはブライアンズタイム産駒でダートで活躍した馬でした。

ブラックタイド×ブライアンズタイムは、どちらかと言えば馬券で穴を狙うのに適している配合と思われます。

とくに、ダートで穴をあけるケースが目立つので、出資するよりも馬券で活用する方が良いのではないでしょうか。

評価★☆☆☆☆

ラヴズオンリーミーの2016(牝)

父:ディープインパクト
母父:Storm cat
出資金(一括):32,000円

こちらも再掲。

全兄にラングレー・リアルスティール・プロディガルサンがいる超良血馬です。

ディープインパクト産駒は、母方にスタミナ血統よりもスピード血統を持つ馬の方が優秀な産駒が出るのは有名ですね。

牡馬よりも牝馬の方がG1を複数勝つ馬が出やすいことも有名ですが、母父ストームキャットに関しては現状、牡馬の方が重賞級が多いです。

出資金は高めですが、血統的には最高級とも言える素材なので、とにかく無事にデビューすればある程度の活躍は期待できそうです。

評価★★★★☆

キタノインパクト(牡)

父:ディープインパクト
母父:シンボリクリスエス
出資金(一括):22,580円
出資金(月払):7,240円・300円

母はローズSで5着にもなった実力馬。

母父シンボリクリスエスは現役時代、圧倒的なパワーで最強の座に君臨。

種牡馬としてはスピードが足りずに大成できませんでしたが、ポテンシャルの高さは母父に入ることで最大限に発揮されそう。

母父シンボリクリスエスはすでにレイデオロ・ミスパンテール・アドミラブルなどの活躍馬も輩出しており、今後の活躍にも大いに期待できます。

上手くいけばクラシックも狙える大物になるかも知れません。

評価:★★★★★

オグリロマンスの2016(牡)

父:ベーカバド
母父:ノーザンテースト
出資金(一括):10,000円
出資金(月払):500円・300円

母母はアイドルホース・オグリキャップの妹であるオグリローマン。

父がベーカバドなので、芝の短距離・ダートでの活躍が中心になると思われます。

大きいところを狙うには厳しいと思いますが、地味に長く活躍できる可能性はあるかも知れません。

かなり安価で購入しているそうなので、出資金にも反映してくれたらいいのに…と思ってしまいます。

評価:★☆☆☆☆

マネーペニーの2016(牝)

父:ディープインパクト
母父:モナルコス
出資金(一括):17,420円
出資金(月払):5,360円・300円

母父はミスプロを介さないレイズアネイティヴの血を持つ馬で、米国型血統です。

現状やや小柄な感じなので、デビューするまでにどれだけパワーアップできるかがポイントになりそう。

父がマンハッタンカフェの兄ダイトウキョウは短距離を中心に4勝を挙げており、上手くいけばマイルあたりで走ってくれるかも知れません。

評価:★★☆☆☆

スティールプリンセスの2016(牝)

父:Flankel
母父:デインヒル
出資金(一括):34,130円
出資金(月払):21,780円・300円

父は怪物フランケル・母父は世界中で活躍馬を出すデインヒル。

血統的には超が付く一流馬ですが、正直日本で走るべき血統ではない気がします。

ソウルスターリングのように、早いうちは絶対能力の違いで圧倒できるかも知れませんが、日本のスピード競馬に対応できる可能性が高いとは言えないと思います。

評価:★☆☆☆☆

ナイトヴィジトの2016(牡)

父:Dawb Approach
母父:Sinndar
出資金(一括):19,040円
出資金(月払):4,180円・300円

父はマイル以下のG1を4勝していますが、欧州の重厚なタイプ。

母父は凱旋門賞馬シンダーと、こちらも日本で走るべき馬ではない気がしますね。

基礎能力は高いかも知れませんが、OPクラスでは明らかにスピード負けする姿が目に浮かびます。

評価:★☆☆☆☆

アジーマの2016(牡)

父:Australia
母父:Averti
出資金(一括):18,600円
出資金(月払):3,740円・300円

父名はオーストラリアですが、イギリス・アイルランドダービーを制した名馬です。

オーストラリアはディープインパクトが勝利したジャパンカップにも出走したウィジャボードと欧州の名種牡馬ガリレオの間に生まれた名血ですが、どう考えても日本向きではないでしょう。

評価:★☆☆☆☆

ディヴィナプレシーサの2017(牡)

父:ディープインパクト
母父:Crocker Road
出資金(一括):32,000円

以前にも紹介したので再掲します。

母父Crocker Roadはエーピーインディ系で、ディープインパクト×エーピーインディ系では今年の皐月賞馬アルアインがいます。

19頭中12頭が勝ち上がり、2勝以上している馬が6頭いることからある程度の活躍は期待できるかも知れません。

アルアインもそうですが、抜群に切れるというよりは高速馬場を押し切ったり、ダート的な要素を求められる馬場に適性がありそう。

なかなか大舞台で活躍するまではイメージしづらいですね。

評価★★☆☆☆

シュガーハートの2017(牡)

父:ブラックタイド
母父:サクラバクシンオー
出資金(一括):43,500円

こちらも再掲。

名馬キタサンブラックと同配合馬です。

兄弟は他にもOPまで出世し、重賞2着の実績もあるショウナンバッハがいます。

正直なところ、キタサンブラックは完全に血統の枠を超えた名馬だと思っているので、同配合だとしても同じように活躍できる可能性は低いと思われます。

もちろん、この馬もキタサンブラック並みに活躍する可能性が無いとは言えませんが…

出資金とのバランスを考えると、リスクが圧倒的に勝るのではないかと思います。

評価★☆☆☆☆

ツルマルハローの2017(牡)

父:エピファネイア
母父:アグネスデジタル
出資金(一括):18,780円
出資金(月払):2,280円・300円

父の父はシンボリクリスエス・母父がアグネスデジタルで、芝ダートどちらでも走れそうなタイプですね。

ただ、エピファネイア自身も切れるタイプではなかったので、大物を出す可能性はあまり高くないような気がします。

大物が出たときはすごく強い馬になりそうですけどね。

評価:★★☆☆☆

クラリネットの2017(牡)

父:ハーツクライ
母父:Giant’s Causeway
出資金(一括):20,370円
出資金(月払):3,870円・300円

ハーツクライ産駒なので、基本的には晩成傾向の可能性があります。

母クラリネットの産駒は今年デビューするようなので、繁殖牝馬としてどれくらい活躍馬を出せるかはまだ未知数ですね。

血統背景からは大きいところを勝てる可能性はあるとは思いますが…果たして。

評価:★★☆☆☆

ヴィクトリーマーチの2017(牡)

父:ルーラーシップ
母父:アグネスタキオン
出資金(一括):19,580円
出資金(月払):3,080円・300円

父ルーラーシップ・母父アグネスタキオンは、Mの法則ではともにL系種牡馬に分類。

特徴としては揉まれ弱く、外枠や少頭数で自分の力をきっちりと出せるタイプです。

馬格がないと厳しいので、今後の成長に期待したいですね。

重馬場は得意になりそう。

評価:★☆☆☆☆

サラファンの2017(牡)

父:エピファネイア
母父:アグネスタキオン
出資金(一括):18,780円
出資金(月払):2,280円・300円

父エピファネイアの重厚さと、母父アグネスタキオンの軽さが上手くマッチすれば。

個人的にはエピファネイアはあまり成功するイメージがないので、ちょっと推しづらいです。

評価:★☆☆☆☆

スターズインハーアイズの2017(牡)

父:ロードカナロア
母父:Woodman
出資金(一括):23,780円
出資金(月払):7,280円・300円

母の母はディープインパクトなど多数の活躍馬を輩出したウインドインハーヘア。

父は勝ち上がり率の高いロードカナロアで、血統背景からは一定の活躍が見込めそうです。

ただ、今のところロードカナロア産駒は全体的に爆発力に欠ける印象があり、良くも悪くも安定…というイメージですね。

評価:★★★☆☆

ラヴインザダークの2018(牝)

父:ドゥラメンテ
母父:ダンスインザダーク
出資金(一括):未定
出資金(月払):未定

父は破壊的な強さを見せたドゥラメンテ。

母の弟にはダービー馬ディープブリランテ。

大舞台でも通用する血統背景です。

ドゥラメンテ自身がキングカメハメハ・サンデーサイレンス・トニービン・ノーザンテーストと日本屈指の名血を全て含んでいるので、種牡馬としての活躍も楽しみです。

募集価格は決まっていないので、評価は保留にしておきます。

キストゥヘヴンの2018(牡)

父:ロードカナロア
母父:アドマイヤベガ
出資金(一括):未定
出資金(月払):未定

桜花賞馬キストゥヘヴン、懐かしいです。

桜花賞を制して距離が延びたオークスでは6着と惨敗していますが、血統的にスタミナは秘めていそうなので、中距離でも活躍できると思います。

ただ、繁殖としてはあまり良い成績を残していないだけに、評価は難しいですね。

ドナブリーニの2017(牝)

父:ディープインパクト
母父:Bertolini
出資金(一括):未定
出資金(月払):未定

名牝ジェンティルドンナの全妹。

同じ父の姉ドナウブルーも活躍していますが、ほとんど活躍できずに終わった馬もいます。

当馬は4億円で落札されたとのことなので、募集価格はかなり高額になると思われます。

上手くいけばG1を何勝もできる馬になる可能性もあるので、夢を追うにはいいかも知れません。

まとめ

出資金の詳細はちょっと分かりづらいですが、月払方式なら毎月低コストで楽しめるという点で参加しやすくなったかも知れませんね。

出資金をペイできる馬を所有するのは簡単ではないと思いますが、手軽に馬主気分を味わえるなら悪くはないかなと思います。

現時点で募集されている馬のなかで出資してみたいと思うのは

  • ラヴズオンリーミーの2016
  • キタノインパクト
  • ラヴインザダークの2018

の3頭ですね。

ただ、個人的に多くの人が所有する馬に「キタノ」と名付けるのはやめて欲しいと思います。

正直、馬の名前としてはあまりマッチしていない気がします。

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