危険な人気馬の判断材料

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競馬で儲けるためには、人気薄を見付けると同じくらい、危険な人気馬を見極めることが重要です。

人気馬のプラス要素なんか新聞を見るだけで素人だって探し出せるので、それだけオッズにも影響が出る可能性が高く、いわゆる過剰人気となります。

そんな馬を買っていては、競馬で勝つのは難しい。

今回は、危険な人気馬を判断する材料を、実際に私が予想したレースを参考に紹介していこうと思います。

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危険な人気馬の判断材料

人気馬の定義として、3番人気以内の馬としておきます。

2018/03/31・阪神10R

このレース、1番人気はテラノヴァという馬でした。

1000万下の条件戦でしたが、テラノヴァは現級勝ちの実績もあり、近5走は3.3.4.2.2着と安定し、勝つのは時間の問題と思われているので、ほとんど1.2番人気に支持されていました。

しかし、このレースでテラノヴァは前走から距離延長のローテーションで出走してきました。

テラノヴァが延長ローテで出走したのは過去7回。うち、5回は馬券に絡めなかったのです。

明らかに延長ローテが苦手な馬であることは明らかで、使い詰めなうえに連闘となる今回、人気を裏切る可能性は非常に高いと判断できます。

結果、1番人気4着と凡走し、私が本命にした7番人気のリリーヴィクトリーが1着。少頭数ながら複勝配当も跳ね、馬連万馬券のオマケも付いてくる会心のレースでした。

2018・若葉S

皐月賞トライアル・若葉ステークスです。

記憶に新しいと思いますが、前走新設G1ホープフルSを制したタイムフライヤーが圧倒的人気で飛んだレースですね。

タイムフライヤーはハーツクライ産駒で、ハーツクライ産駒は強い相手に頑張る反面、弱い相手だと取りこぼしやすい性質があります。

前走はG1の多頭数で内よりの7番枠でしたが、今回は相手弱化に少頭数の大外枠。

これでは、ハーツクライ産駒は気を抜いて力を発揮することができません。

それまでにも少頭数のレースで結果を出していますが、そのときは未勝利→OP特別→G3と相手が強くなっています。

同じ距離・頭数でも、前走との相手関係でパフォーマンスが変わることを意識する人はあまりいないと思いますが、種牡馬によってはそのような特徴があるのです。

もちろん、同じ条件で何度か走ればタイムフライヤーが勝つことだって十分有り得ます。

それでも、この条件でこの圧倒的人気は、期待値が低いと言わざるを得ません。

ちなみに、私はこのレースでタイムフライヤーが勝つ可能性は高くないと考え、他の馬の単勝を数点買っていましたが、勝ち馬を選ぶセンスはありませんでした…

2018・ポラリスS

この日のメインレース、1番人気はダート短距離で安定感を誇るコウエイエンブレムでした。

OPに上がってから9戦中8戦で馬券に絡み、7戦は連対している強豪です。

しかし、唯一OPで馬券にならず大敗したのは、距離延長ローテだったときです。

これまで3度しか4着以下になっていませんが、そのうち2回が延長ローテ。

この馬も、延長ローテでパフォーマンスが下がると考えるのが妥当です。

流れが若干厳しくなったこともあり、コウエイエンブレムは最後の最後で踏ん張り切れずに1番人気4着と敗退。

このレースでは短縮でイチかバチかの差しがハマることを期待して本命にしたタガノエスプレッソが激走し、美味しい馬券をいただきました。

2017・エプソムC

このレースで危険な人気馬と判断したのは、3番人気のデンコウアンジュ。

結果は8着と惨敗。

前走ヴィクトリアマイルで11番人気2着と激走し、メジャーエンブレムを破った東京コースと言うことで一気に人気になりました。

しかし、この馬は追込み脚質で、常に不利を受けるリスクが付きまといます。

加えて4月以降レース間隔も詰まっている中でのG1激走。その反動も考えると、人気で買えるほどの信頼感はないと考えるのが妥当です。

これが10番人気など人気薄ならマイナス材料には目を瞑り、メジャーエンブレムを破った実績のある東京コース、展開一つでG1で好勝負できるなどのプラス材料を見て買うのはアリです。

そのレースの立場によって、考え方を変える必要があるということですね。

2017・日本ダービー

このレースで危険な人気馬と判断したのは1番人気のアドミラブル。

結果は3着となんとか馬券内は確保しましたが、4着の14番人気マイスタイルとは首差でした。

この馬の場合、不安材料としては大外枠ということのみでしたが、ダービーでの大外枠は圧倒的に不利です。

レースは異例のスローペースとなりましたが、1番人気では積極的に動きたくても動けないプレッシャーもあるでしょう。(デムーロには関係ないかも知れませんが)

今回は馬券になりましたが、人気を考えると重い印を打つことは難しい、むしろ危険な人気馬と判断したのは長い目で見ると悪くなかったと思っています。

2017・ニュージーランドT

このレースで危険な人気馬と判断したのは2番人気のスズカメジャー。

結果は6着に敗退。

このときのオッズからも分かるように、混戦ムードで押し出された人気馬の1頭です。

スズカメジャーは、きさらぎ賞落馬中止を除けば2戦2勝と底を見せていないと思われ人気になったのでしょうか。

しかし、その2戦はともに少頭数のドスローで、今回は一気にフルゲートの重賞レース。

今までの流れより厳しくなるのは明白で、さらに前走は短縮での好走。

競走馬は基本的に短縮では楽に感じるという考えでいくと、楽なローテで勝った後はツラく感じる可能性が高くなるのも懸念材料でした。

加えて中山マイルは内有利になりやすく、前走よりペースが上がって位置取りが後ろになるリスクがあるのも不安です。

結果的にこのレースは内枠を重視して、◎メイソンジュニア▲ジョーストリクトリで的中することができました。(馬連を買い忘れたのは今でも痛恨の極みです)

2017・アハルテケステークス

このレースで危険な人気馬と判断したのは2番人気のアルタイル。

結果は12着と大敗。

過去2戦は後方からのレースで結果を残し、鞍上はそのまま継続騎乗。

となると、今回も後ろから行く可能性は高いです。

また、前走は短縮ローテに加え、差し有利な展開も有利でした。

今回は短縮後の同距離で、外枠→内枠へと変わるのも不利な材料。

元々そんなに高いパフォーマンスを見せている馬でもなかったので、ここは明らかな危険な人気馬に思えました。

このレース、1番人気のゴールデンバローズも当てにならない馬で、3番人気のラインシュナイダーも昇級、不利な最内で危険でしたね。

このレースはOPで何度も好走している短縮馬、メイショウウタゲが8番人気ということもあり、展開一つで十分勝ち負け可能と考え、的中することができました。

仮にメイショウウタゲが人気していたら、おそらく見送っていましたけどね。

2017・朱雀ステークス

このレースで危険な人気馬と判断したのは1番人気のレッドアヴァンセ。

結果は4着。

京都芝コースは内有利が常識で、このレースはレッドアヴァンセ・ワントゥワンの差しタイプのディープ産駒が人気になっていました。

ディープ産駒は、好位でレースをするタイプ以外は基本的に1400mでは信用できません。

レッドアヴァンセは14番枠で前走1800mからの短縮ローテ。

今回は1400mなので、前半のペースは前走より速くなるのは確実。

位置取りが後方になる可能性は高く、さらに外を回せば差し遅れるのが目に見えます。

実際は5番手と好位に付けましたが、レースは4角1.3.3番手が残る内有利な展開で、外を回った分だけ届かなかったと言えます。

ワントゥワンも前走1800mからの短縮で最後方からの競馬となり、上がり最速で追い込むも展開に泣く形に。

ディープ産駒の良血馬というだけで強いイメージを持ちますが、実際はちょっとした馬場の有利不利で負けるものです。

まぁこのレースは本命にした馬が出負けして、内枠を活かしきれなかったので馬券は外していますけどね。

まとめ

今回取り上げた危険な人気馬の判断材料は主に以下の要素。

  • 疲労
  • 脚質
  • 不利な枠
  • 苦手な延長ローテ
  • 短縮後の同距離ローテ
  • 前走展開有利で好走

基本的には、前走と比べてどれだけ条件が悪化するかを考えると判断しやすいと思います。

もちろん、危険だと判断した馬でも好走することは多々あります。

ここでは上手くいった例を取り上げていますが、それこそ半分くらいは好走しているんじゃないでしょうか。(へたくそ)

それでも、狙い通りに凡走したときにガッツリ回収しておけばいいのです。

人気馬にはあらゆるリスクが潜んでいることを前提に考え、リターンの大きい穴馬を狙う方がよっぽど効率的です。

何度も危険な人気馬を探しているうちに、直感的にこれは危険だと思うケースも増えてくると思います。

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