高速ダートの鬼・エンパイアメーカー産駒の特徴

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米国で活躍したエンパイアメーカーは、2010年に日本へ種牡馬として売却されましたが、産駒の活躍ぶりからその後2016年に再び米国へ買い戻されました。

日本でもダートで走る産駒を多数輩出しており、馬券的にも妙味のある種牡馬です。

エンパイアメーカーの血統

エンパイアメーカーは大系統ミスタープロスペクター系・小系統ミスプロ系に分類しています。

代表産駒はスーサンジョイ・エテルナミノル・ナムラアン・ナムラアラシ・ワンダーアツレッタなど。

いずれも高い回収率を誇り、人気になりづらい種牡馬と言えるでしょう。

エンパイアメーカー産駒の特徴

エンパイアメーカー産駒の2015~2017年の成績(単勝99倍以内)を見ていきます。

まず、エンパイアメーカー産駒は基本的にダート向きです。

ダートの方が好走率が高く、回収率も圧倒的。

芝でも思った以上に好走しているというのが率直な感想ですが、回収率が低いことから穴馬が走っていないことが分かります。

逆に、人気馬は芝でもある程度信頼はできるとも言えそうですね。

ひとまずダートに関して詳しく見ていきましょう。

クラス別成績

クラス別に見ると、下級条件ほど成績が良く上級条件ほど成績が悪くなっていることが分かります。基本的にはミスプロ系らしく、底力のない軽い勝負向きであると言えます。

仕上がりが早く、2歳戦から活躍できるので新馬戦の成績も優秀ですね。

ご覧のように、若い馬ほど成績が優秀なので使い込まれていないフレッシュな状態が激走の条件となりそうです。

間隔別成績

連闘での成績が非常に優秀ですが、サンプルが少ないので鵜呑みにはしにくいです。

中2.3週での成績が悪く、4週以上空いている方が成績が良いことからも基本的にはゆったりとしたローテーションを好むのではないでしょうか。

連闘馬の詳細を見ると、4歳以上で成績が急激に悪化します。つまり、連闘馬で好走するのは若い馬=フレッシュな状態である馬と言えそうです。

前走着順別成績

前走1着馬の成績が悪いです。

これは昇級馬の成績が悪いことを意味しますので、相手強化では苦戦する血統であることを覚えておくといいでしょう。

前走2着馬は優秀ですが、好走率が高いことから基本的には人気馬が堅実に走っていると言えます。ここから回収率をさらに上げるのは難しいということです。

狙いは好走率が低く、回収率が高いゾーン

前走6着以下は穴馬の激走が多いことを表しているので、上手く狙い目を絞れば好走率・回収率ともに大きく上昇させることが可能です。

どのような馬を狙うかですが、大敗からの巻き返しとなるとやはり前走とは違う条件であることが重要でしょう。

今回出走するレースが前走と同じコースの馬は、単複回収率が大幅に平均を下回ります。

前走と違う条件に出走していることが重要で、単純ですが前走芝で大敗していた馬は高回収率を記録しています。

距離の変化はそれほど気にしない血統なので、同距離・延長・短縮いずれも狙っていけます。

枠別成績

揉まれ弱いと言われるエンパイアメーカー産駒ですが、ダートで基本的に不利となる1.2枠以外はそこまで気になりません。(5枠だけ悪いですが、理由が分かりません)

まぁ外に入るほうが有利になることは間違いないので、外枠なら積極的に狙いたいですね。

もちろん、1.2枠でも穴をあける場合はありますが、長い目で見たときにそれは仕方ないと割り切るしかありません。その激走をピンポイントで狙うのは難しいです。

馬場状態別成績

湿ったダートが得意と言われるエンパイアメーカー産駒ですが、その通りに稍重・重での成績が優秀です。不良まで行くと少し特殊な状態になることもあるので、参考にはしづらいです。

良馬場では人気馬の信頼度も若干下がることも覚えておくと、人気馬を嫌う場合にも活用できそうです。稍重以上なら人気馬の信頼度も上昇します。

距離別成績

パッと見て分かるのは、距離は1200~1600mで回収率が高いことですね。

根幹距離と非根幹距離で分けると、根幹距離の方が優秀な成績となっています。

非根幹距離でも馬場が湿ったときの1400mは悪くありません。

基本的には短めの距離の方が高いパフォーマンスを発揮すると考えていいでしょう。

まとめ

ダートで高配当馬券を続々と輩出してくれる貴重な血統です。

狙い目をまとめると、

  • 下級条件&新馬戦
  • フレッシュな状態
  • 前走6着以下で条件替わり
  • 内枠よりは外枠
  • 稍重・重、不良はイマイチ
  • 非根幹距離より根幹距離

このあたりを狙っていけば、美味しい馬券にありつけるかも知れません。

2016年に米国に買い戻されたのは、エンパイアメーカーが種牡馬としての価値が高いことを意味しています。

産駒数はこれから減っていくことになりますので、今のうちに美味しい馬券を的中させたいところですね。

※これらは今後の成績を保証するものではありませんので、馬券購入の際は自己責任でお願いいたします。

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