クラス分けの基本情報

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競馬初心者向けのコーナー、今回は競馬で行われるレースのクラス(レベル)についてお届けします。

初心者にとって目の前で行われているレースで走っている馬が、どれくらい強いのかはよく分からないのではないでしょうか。

しかし競馬にはクラス分けがされているので、そのレースがどのクラスの条件なのかを知っていれば、おおよその判断はできるようになります。(強さを見抜けるとは言っていない)

クラス分け

競走馬には、当然ですが個々の能力差があります。

あまり強くない馬がめちゃくちゃ強い馬と一緒に走らされても、やる気をなくしますよね。そのため(やる気の問題かどうかは別として)競馬では以下のようにクラス分けがされています。

最もレベルが高いクラスは「OPクラス」で、その中でも「G(グレード)」が付くレースは賞金も高く、とてもハイレベルな馬が争うレースとなります。

グレードは一般的には「ジー」と呼ばれることが多く、ほとんどの場合で「ジーワンジーツージースリー」と表現されています。

条件戦とは?

条件戦は「〇〇万下条件戦」と表記されます。

この〇〇に入る数字はレースの賞金額のことではなく、その馬が稼いだ賞金を意味しています。賞金にも種類がありますので、それぞれ解説していきましょう。

本賞金と収得賞金

競馬の賞金には、大きく分けて「本賞金」と「収得賞金」があります。

本賞金は5着までに入線して稼いだ賞金を指し、収得賞金は1着馬のみに加算される賞金となります。収得賞金は重賞に限り、2着馬にも加算されます。

ちなみに日本のレースの1着賞金は最高いくらだと思いますか?

1000万?

…否!

5000万?

…否!!

1億?

…否!!!

なんと約3億円です!!

夢がありますねぇ、みなさん馬主になりましょう。ちなみに、ドバイのレースなら最高賞金が約7億というレースもあります。みなさん馬主に…

話を戻しまして、クラス分けには1着のみに加算される得賞金」が適用されます。そのため勝てば上のクラスに昇級し、負ければ本賞金は稼げたとしてもクラスはそのまま…ということになりますね。

簡単にまとめると、500万下条件戦というのは収得賞金が500万円以下の馬が出走するレースというです。

加算される収得賞金額

収得賞金の加算額は、以下のように決まっています。

この収得賞金を基にして、各馬クラス分けがされています。

それではクラスに関する基本的な用語を解説していきましょう。

昇級(昇級馬)

現在のクラスを勝ち上がり、一つ上のクラスへ行くことを「昇級」と言います。

基本的にクラスが上がると全体のレベルが高くなり、今までのクラスの条件戦では常に好走していた馬でも平気で惨敗することも有り得ます。

また、下のクラスを余裕しゃくしゃくで勝ち上がった馬は昇級しても即通用すると見込まれ、ある程度人気になりやすいです。

しかし地味な勝ち方をした馬でも相手なりに走る馬が存在し、人気にはなりづらく狙い目とも言えますが、実際見極めるのは難しいですね。

昇級戦で強い馬は血統によっても特徴が出ます。

相手が強くなっても怯まないのは、やはり日本競馬で主流となっているディープインパクトやキングカメハメハの子供たちです。

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降級

昇級とは反対に、上のクラスから下のクラスへ「降級」する場合もあります。

下のクラスでは威張れたけど、昇級したらさっぱり通用しないぜベイベーッ!!というレベルの馬も当然出てきます。そうすると、一旦昇級してしまった馬はその後に惨敗ばかりしてしまう可能性もあります。

そのため、4歳の夏になるとそれまでの収得賞金額が1/2になるという制度があり、下のクラスへ降級します。

単純に考えると、降級馬は既にそのクラスを勝っているわけなので、実力的にはそのレースでは上位と考えられますね。ですから降級馬は基本的に人気になりやすいです。

新聞の成績欄だけ見ていたら「惨敗続きやのになんでこんな人気なん?」って馬は、降級馬の可能性があるので扱いには注意が必要です。

※2018年度以降、降級制度が廃止されるかも…という話が浮上しているそうです。

格上挑戦(かくうえちょうせん)

格上挑戦とは、現状滞在しているクラスより上のクラスのレースに出走することを言います。1600万下条件クラスに滞在している馬が、OPクラスのレースに出走…と言った具合ですね。

身分は1600万下なので、昇級馬とは言いません。基本的には現級の馬から出走権がありますが、そのレースに出走する馬が少なければ格上挑戦で出走することが可能です。

格上挑戦の馬が波乱を起こしやすいレースも存在するので、過去の傾向をチェックしていると面白い馬券が取れるかも知れませんよ。

昇級・降級の仕組み

言葉だけでは分かりづらいかも知れませんので、図を使って実際にある馬の昇級と降級のパターンを見ていきましょう。

新馬戦を勝てば収得賞金が400万円加算され、500万円以下なのでクラスは「500万下」となります。その後500万下を勝てば収得賞金500万円が加算され、合計900万円。

これでクラスは「1000万下」へ昇級となり、勝つたびに昇級するシステムになっています。そして4歳夏に収得賞金が半分に減額されることで、下のクラスへ降級することになります。

例外として、2歳戦が始まった直後は500万条件戦のレースがないため、いきなりOPクラスの滞在となり、重賞レースに出走することが可能です。500万下条件戦が組まれる時期になると、その馬は500万下クラスへ属するようになります。

OPクラスはエリート集団

クラス編成の仕組みを理解すれば、OPクラスにいる馬は条件戦を勝ち上がってきたエリートの集まりということが分かりますね。

OPクラスでも馬の強さはピンキリですが、それでも条件戦に留まっている大多数の競走馬よりは優れていると言えるのです。

さらに限られた馬のみが、競馬の最高峰レースであるG1へ出走することが可能で、G1を勝利するのは本当に限られた馬のみなのです。

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まとめ

競馬初心者にとって、クラス編成は少し分かりにくいものだと思います。

新聞を見て予想をしていても、成績欄が2着・2着・1着となっている馬は一見とても強そうですが、今回昇級戦である可能性が高くメンバー内でどれだけ強いのかは未知数ですからね。逆に成績欄が酷くても、降級戦になる馬は侮れないことも多いです。

新聞を見て予想をする際は、前走までどのクラスを走っているのかなどもチェックすると、さらに面白くなるのではないでしょうか。

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