Mの法則・実践編

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Mの法則という理論をご存知でしょうか。

近年、メディアで大活躍の亀谷敬正氏が師匠と仰ぐ、今井雅宏氏が考案した理論です。

Mの法則の基本的なことに関しては、こちらの記事でまとめています。

「Mの法則」の基礎
Mの法則は、今井雅宏氏が提唱する競馬理論で、競走馬の心身構造から好走を見抜きます。 しかし、その理論は非常に複雑難解で、使いこなすには...

ここでは、Mの理論をもとに、私が実際にレースで本命にした馬の事例を挙げていこうと思います。

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シンザン記念(2017)

私の本命は、4番人気で2着だったタイセイスターリー。

新馬戦は15頭立て14番枠から好位追走し、着差以上の楽勝でした。

続くデイリー杯では1番人気に推されるものの、今度は10頭立ての少頭数ながら1番枠で8着と惨敗。

この馬はマンハッタンカフェ産駒で、特徴としては前走より強い相手と走るより、弱い相手に伸び伸びと走る方が高パフォーマンスに期待ができます。

昔から、新馬で圧勝したマンハッタンカフェ産駒が、次走重賞に出てきた場合は危険と言われているのも、相手強化でパフォーマンスを落とすからです。

マンハッタンカフェ産駒は内で揉まれるよりも、外枠で揉まれない方が良いタイプです。

内枠でも馬場が悪くなれば、馬群がばらけやすくなるので影響は少なくなるとも言われます。

Mの法則による分類では、マンハッタンカフェはL系種牡馬に属すため、2戦目のデイリー杯は相手強化の内枠と、典型的な危険な人気馬だったことが分かりますね。

そして迎えたシンザン記念。

最内だった前走から一転、15頭立て14番枠と大外枠に。

格的には前走と同じG3であるため、メンバーレベルが極端に上がった訳ではありません。

頭数は増えたものの、相手は前走と同格・内枠から外枠ということで、前走より条件は好転していると思われます。

また、新馬では着差以上に余裕のある勝ちっぷりから、重賞でも通用する力は十分にあると考えられました。

結果、前走1番人気から4番人気と人気を落としながらも、2着と好走します。

次走は共同通信杯で少頭数になりましたが、内枠に入り4着止まり。

その次走はニュージーランドトロフィーで外枠となりますが、東京1800mの緩い流れから中山1600mの厳しい流れに戸惑い7着。

シンザン記念後の2走は、とくに評価せず馬券も買いませんでした。

きさらぎ賞(2017)

私の本命は、6番人気1着のアメリカズカップ。

タイセイスターリーと同じくマンハッタンカフェ産駒で、シンザン記念と似た状況だったため、出馬表を見てすぐに本命に決まりました。

アメリカズカップは新馬→OPと連勝し、前走は朝日杯FSに出走し9着。

その朝日杯は2走前の野路菊Sから短縮で相手強化、道中のペースも速くなり、マンハッタンカフェ産駒にとっては2重・3重苦だったでしょう。

その状況でも着差は1秒以内と踏ん張っており、新馬・OPと連勝していることからも、素質は高いことがうかがえます。

そして、きさらぎ賞ではG1からG3への相手弱化、8頭立て7番枠と少頭数外枠、さらに距離延長で道中のペースも緩くなることもほぼ確定的。

自身が走れる心身状態であること、断然人気のサトノアーサーが馬場に末脚を削がれたこともあり、楽々1着となりました。

今振り返れば、もっと勝負しても良かったなぁと思ってしまうほど簡単でしたね。

その後は皐月賞・ダービーと強い相手に惨敗。

休み明けでダービーから相手弱化のOP特別では、前走から800mの距離短縮に戸惑ったのか10着大敗。

しかし、次走距離延長で大外枠となったレースで、5番人気1着と巻き返しました。

アーリントンカップ(2017)

私の本命は、6番人気2着のレッドアンシェル。

まさかのマンカフェ産駒3連発です。

こちらも戦績を見て貰えば分かるように、アメリカズカップとほぼ同じですね。

新馬→OP特別を連勝し、朝日杯FSで8着も1秒差以内。

頭数減・相手弱化のアーリントンカップで、大外枠から低評価を覆す好走を見せました。

天神橋ハンデ(2018)

1000万下条件戦ですが、マンハッタンカフェ産駒で成功例を追加。

私が本命にしたのは、7番人気1着のリリーヴィクトリー。

1000万下に昇格してから、9戦走って最高着順が6着。2桁着順が7回という、クラスの壁に当たったかのような馬です。

この馬は、近走逃げるか2番手からの競馬ばかりしていますが、2走前はダート1400mを逃げて8着。

そして前走は芝の1200mを2番手から6着です。

その前走は2走前から流れが速くなり、逃げることができませんでした。

しかし、それでも自己最高の6着に踏ん張ったのです。

これは自力強化、もしくはクラス慣れしてきたと想定ができますし、今回は前走から400mの延長。

最内枠でしたが、少頭数で他に前に行く馬も見当たらず、楽に逃げることができるだろうと考えました。

前走逃げれなかった分、今回逃げることができれば大幅なパフォーマン上昇に期待ができます。

結果、予想通りに逃げることができ、12頭立てながら7番人気で19倍という美味しい配当になりました。

ちなみに、このレースでは1番人気に支持されたテラノヴァも距離延長で出走しています。

しかし、テラノヴァは過去距離延長で凡走を繰り返してきた、典型的な延長が苦手なタイプで、危険な人気馬と判断し、4着と敗れました。

おかげで、2着にも人気薄が入り、馬連万馬券までオマケでついてきたありがたいレースでしたね。

まとめ

マンハッタンカフェ産駒は特徴が分かりやすく、相性の良い種牡馬の1頭です。

L系の種牡馬は同じような特徴を持つことが多く、同じように狙えばそれなりに結果は出るんじゃないかなとは思いますが、なかなかドンピシャな場面に遭遇することは多くないですね。

Mの法則を理解するのは簡単なことではないですが、その見返りは十分に期待できると思いますので、興味がある方は研究してみてはいかがでしょうか。

今井雅宏氏の最新書籍です。

距離変更・位置取りショックに該当する馬を狙えば、高配当も狙えます。

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