ミスプロ系の特徴

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大系統ミスプロ系

ミスタープロスペクターは、1970年代にアメリカで生まれ、競走成績はパッとしませんでしたが種牡馬として大成功。

今なお、アメリカでは日本のサンデー系並みの支配力を見せています。

基本的にはダートの短距離が主戦場ですが、欧州の芝でも活躍する馬もおり、その血を持つ馬は日本の芝でも活躍しています。

ミスプロ系は、3つの小系統に分類。

ミスプロ系の中でも、とくに日本のダートで強い影響力を持つフォーティナイナー系、芝にも対応するキングマンボ系、それ以外をまとめてミスプロ系としています。

フォーティナイナー系

フォーティナイナーはミスタープロスペクターの直仔で、日本の短距離ダート界で最も勢いがある系統と言えるでしょう。

その特徴は、基本的に仕上がりが早いスピードタイプで、2歳戦では芝の短距離でも活躍。

気分屋と言われるタイプも多く、原因不明の惨敗をしたり、前走惨敗からいきなり巻き返したりするので、必然的に穴馬券が多くなります。

代表種牡馬はサウスヴィグラスで、とにかくダートの1400m以下では走ります。

2015~2017年の期間、ダートの1400m以下で前走3角5番手以内の馬を買い続けるだけで、単勝回収率が100%を上回るほどです。

3角で先頭集団にいる馬は、それだけである程度のスピード能力を持っている証拠となるので、展開一つで馬券になる可能性を秘めています。

逆に、後方にいる馬の中には全く通用する気配のない馬も含まれるため、前走先行している馬の方が成績が良くなる傾向があります。

ただし、今後も必ずプラスになる保証があるわけではないので注意してください。

フォーティナイナー系のなかでも、アドマイヤムーンは芝向きの異端児です。

基本的には短距離で強く、1400m以下が狙い目。

とくに、短縮ローテが得意なので、距離短縮もしくは前走が延長ローテからの今回同距離ローテの馬を狙うと、美味しい馬券が取れるかも知れません。(取れるとは言っていない)

フォーティナイナー系の種牡馬

・アイルハヴアナザー
・アドマイヤムーン
・エンドスウィープ
・クリストワイニング
・コロナズドクエスト
・サウスヴィグラス
・スウェプトオーヴァーボード
・トワイニング
・プリサイスエンド
・マイネルセレクト
・Any Given Saturday
・Distorted Humor

キングマンボ系

母ミエスクという欧州の超一流牝馬から産まれた良血馬が、キングマンボです。

その特徴は、持続力と馬力に優れたタイプが多く、日本では芝もダートもこなします。

しかし、芝をこなすのは一部の馬で、基本的にはダート寄り。

瞬発力も総じてサンデー系には劣るので、芝で活躍するのは一握りの種牡馬の産駒です。

キングマンボ系の代表種牡馬はダービー馬キングカメハメハ、芝もダートもどちらもG1馬を輩出するスーパー種牡馬です。

ディープインパクトよりダート適性は高く、サンデーサイレンスが持つ種牡馬のJRA1日最多勝記録を更新する快挙も達成。

クラシック戦線では、ディープインパクトと互角に渡り合える数少ない種牡馬と言えます。

ただし、芝の重賞クラスで通用するのはほとんどが母系がサンデー系の馬です。

弱点としてはスタミナがそれほどないので、3000m以上のレースでは成績が急降下していることですね。

今後はキングカメハメハ産駒であるルーラーシップ・ロードカナロアの産駒が多くなります。

どちらも芝がメインにはなりますが、ダートでも走れるはずなので、ダート替わりで狙うと面白いかも知れません。

キングマンボ系の種牡馬

・アポロキングダム
・アルカセット
・ヴァーミリアン
・エルコンドルパサー
・キングカメハメハ
・キングズベスト
・ソングオブウインド
・ルーラーシップ
・ワークフォース
・Dubai Destination

ミスプロ系

フォーティナイナーとキングマンボの血を持たない全てのミスプロ系をまとめています。

基本的にはダートの短距離向きで、2歳戦なら芝でも通用します。

2016年以降、小系統ミスプロ系で最も芝での勝ち星が多いのはエンパイアメーカー。

しかし、本質はダート種牡馬なので、出走数が多いために勝ち星も多いだけで、回収率は悪いです。

芝の回収率がいいのはアグネスデジタル・モンテロッソ・Smartstrike・Speightstownあたり。

とくに、モンテロッソは2017年に産駒がデビューしたばかりで知名度も低く、今後の活躍が楽しみです。

ダートではエンパイアメーカーは特注血統。

他にもサマーバードやバトルプランは、今後ダートで注目できそうです。

ただ、エンパイアメーカーは予想以上に活躍馬を出したため、米国に買い戻されることになったそうです。残念。

注目種牡馬

ダートの短距離では、とにかくサウスヴィグラス産駒を狙いたいですね。

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モンテロッソは、現役時代に欧州の芝を中心に走り、オールウェザーで行われたドバイワールドカップを制した名馬です。

モンテロッソの活躍が期待されるのは、この馬の血統背景にあります。

父の父ドバイミレニアムは、距離の長かった英国ダービーを除く9戦全てを圧勝し、そのなかには世界の強豪が集う大レースも数多く含みます。

種牡馬としても期待されましたが、僅か1世代の産駒を残した後に奇病によって急死。

しかし、残された1世代56頭の中からDubawiというG1馬を輩出し、Dubawiが種牡馬として大活躍してその血脈を繋いでいます。

モンテロッソはそのDubawi産駒であり、貴重なドバイミレニアムの血を引く種牡馬として注目されているのです。

日本では2017年に産駒がデビュー。

2018年3月時点で能力の足りないと思われる単勝100倍以上の馬を除くと、単複回収率が芝ダートともに100%を大きく上回ります。

これまで9勝を挙げていますが、そのうち7勝を直線に坂のあるコースで挙げています。

平坦コースでも複勝回収率は高いですが、本質は坂を得意とする馬力型と言えるかも知れません。

距離は今のところ短距離から中距離まで幅広くこなし、芝では内枠の成績がとくに優秀。馬群で集中しやすいタイプでしょうか。

母父との組み合わせでは、スタミナ型のサンデー系との相性が今一つ。

と言っても、現状ほとんど母父ダンスインザダークの馬ばかりで、今後はどうなるか分かりません。

前走からの短縮は間違いなく得意になりそうで、延長はあまり得意ではなさそう。

力を出せず敗戦からの巻き返し能力も高そうで、芝からダート替わりも狙い目です。

まとめると

・坂のあるコース
・距離不問(長距離は疑問)
・芝では内枠
・短縮馬
・前走人気より凡走

・芝からダート替わり

このあたりを狙ってみると、面白いのではないでしょうか。

余談ですが、ミスタープロスペクター(探鉱者)は、母ゴールドディガー(金鉱採掘者)にちなんで名付けられたそうです。

そして、ミスプロ産駒にもゴーンウエスト(金の採掘地である西へ)や、フォーティナイナー(1849年のゴールドラッシュで大儲けした人々)、シーキングザゴールド(金を探している)など、金にちなんだ名前が多く付けられています。

まさに金の成るミスプロ系軍団ですね。

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