【2018】天皇賞(春)の傾向

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天皇賞(春)の傾向

今週末に行われる天皇賞(春)の傾向です。

注目ポイント

まず、注目したいのは枠順で内枠が有利です。

もともと内が有利な京都芝で、コーナーを回る回数も多い長距離戦ではその傾向はより顕著になります。距離がある方が枠のロスは小さくなる…とはなりません。

なんと、過去10年で1枠が5勝を挙げています。ただし、今年は例年以上に外が伸びている印象なのは気になります。

ステイゴールド産駒が3勝を挙げていますが、適性が高いとは感じません。

基本的にはサンデー系の血が重要ですが、最も好成績なのがLサンデー系という異色のレース。伝統の一戦も、昨今では特殊な適性が問われるレースだと言えそうです。

主なステップは阪神大賞典と日経賞、それに大阪杯です。

前走阪神大賞典で連対していた馬は、20頭中6頭が好走。

好走したのは前走で先行、もしくは捲っている機動力のあるタイプでした。それでも上位人気だった馬でないと、好走したストレスが大きくなります。

注意したいのは前走が人気で好走しても、2走前が激走だったタイプ。疲労が溜まりやすい長距離戦では、いかに蓄積疲労を少なく臨めるかがポイントになります。

3~5着馬は21頭中1頭しか好走せず、前走人気馬でも巻き返しが困難です。

疲労が溜まりやすいステップなうえ、人気で連対できないとなると好調とも言えないので非常に厳しい勝負になるでしょう。

前走が少頭数で、今回が格上げ多頭数に変わり集中力を活かせるタイプなら、多少の警戒はしておきたいところです。

6着以下だった馬は16頭中2頭のみの好走ですが、2頭とも2桁人気での激走なので注意が必要ですね。

どうせ負けるなら惨敗して疲労を残さない方が良いということで、蓄積疲労の少ないタイプは注目です。

前走日経賞で連対していた馬は、16頭中7頭が好走。

阪神大賞典より距離が短い分、相対的に疲労が少ないので有利です。前走で人気以上に好走した馬もよく走っていますが、その場合は2走前に凡走している方が疲労が少なく妙味があります。

3~5着馬は16頭中1頭の好走と極端に悪化します。

こちらも中途半端に頑張って疲労を残すのは良くないステップで、連対馬ほど勢いもないので厳しいですね。

6着以下は20頭中好走馬はいませんが、疲労が少ないことは間違いなく、超人気薄が多く含まれる結果なので一応の注意はしておきたいです。

大阪杯は昨年からG1へ昇格した影響がどれだけ出るかは現状不明です。

それによって阪神大賞典・日経賞のレベルにも影響が出ることは間違いなく、今年以降の結果にも注目しておきたいですね。

出走予定馬

現時点でのnetkeiba人気上位10頭の、血統とローテーションから考察していきます。

 シュヴァルグラン

父  ハーツクライ

母父 Machiavellian

前走 大阪杯 4番人気13着

父Tサンデー系×母父ミスプロ系

実績からも適性は疑いようがありません。ただ、疲労が残らない惨敗とはいえ前走があまりにもだらしない結果なので、1番人気で信用はしづらいです。

鮮度的にも魅力はあまりないですからね。

 レインボーライン

父  ステイゴールド

母父 フレンチデピュティ

前走 阪神大賞典 3番人気1着

父Tサンデー系×母父ヴァイスリージェント系

ステップ的にはかなり危険な人気馬となりそうです。とくに時計の速いレースではパフォーマンスを下げる傾向もあるので、買いたい要素はほとんどありません。

 ガンコ

父  ナカヤマフェスタ

母父 Singspiel

前走 日経賞 3番人気1着

父Lサンデー系×母父サドラーズウェルズ系

地味な血統ですが、それがこのレースではプラスになりそう。

前走人気以上に好走していますが、2走前は準OPで疲労はそれほど心配しなくてもいいでしょう。好調なだけに侮れません。

とはいえ、それほど休みを取っていない分の疲労も考慮すると、上位人気では軸にはしづらいと思っています。

 クリンチャー

父  ディープスカイ

母父 ブライアンズタイム

前走 阪神大賞典 1番人気3着

父Dサンデー系×母父ロベルト系

タフな馬場で結果を残しているだけに、京都の高速馬場では分が悪いのは間違いありません。ステップ的にも評価はしづらく、父は相手強化を好むタイプでもないので危険な人気馬でしょう。

母父ブライアンズタイムの底力でどこまで抵抗できるか…

 サトノクロニクル

父  ハーツクライ

母父 Intikhab

前走 阪神大賞典 4番人気2着

父Tサンデー系×母父ロベルト系

当レースの特注血統ハーツクライ産駒ですね。

前走のストレスが気になるところですが、鮮度面では悪くはありません。ただ、高速馬場が合う血統かと言われると微妙な気もしますし、このくらいの人気ならあまりそそられないです。

 アルバート

父  アドマイヤドン

母父 ダンスインザダーク

前走 阪神大賞典 2番人気4着

父ミスプロ系×母父Tサンデー系

G1では一歩足りませんが、今年のメンバーなら繰上りで好走しても不思議はなさそう。

しかし、今年は阪神大賞典をステップにしたことが過去2年より疲労が残って裏目に出る可能性もありそうです。

 トーセンバジル

父  ハービンジャー

母父 フジキセキ

前走 日経賞 2番人気5着

父ダンチヒ系×母父Pサンデー系

評価が難しい1頭です。

昨年は魔の阪神大賞典3着組で本番を凡走。今年は日経賞をステップにしてきましたが、2番人気5着と中途半端な結果に。

それほど疲労の心配はないとは思うので、ここまで人気が落ちるなら気になります。

 チェスナットコート

父  ハーツクライ

母父 クロフネ

前走 日経賞 7番人気2着

父Tサンデー系×母父ヴァイスリージェント系

こちらも特注血統ハーツクライ産駒で、日経賞の好走組。

2走前までは準OPと鮮度面ではトップクラスで、京都長距離を得意とする鞍上も心強い。母系から高速決着にも対応できそうで、内枠なら本命も考えたい。

 カレンミロティック

父  ハーツクライ

母父 A.P.Indy

前走 阪神大賞典 6番人気5着

父Tサンデー系×母父エーピーインディ系

2年前は本命にしてお世話になった馬ですが…もう10歳です。さすがに10歳馬がG1で好走すればちょっとざわざわしてしまいます。

 スマートレイアー

父  ディープインパクト

母父 ホワイトマズル

前走 大阪杯 11番人気9着

父ディープ系×母父リファール系

ディープインパクト産駒はあまり京都の長丁場には向いていません。

初距離ですが、勢いもなく予想外の大逃げでも打たない限り難しいと思います。

総評

王者キタサンブラックは引退し、現役トップクラスは香港や違うレースに照準を合わせたため、G1としては小粒なメンバーとなりました。

正直、今年の天皇賞(春)は荒れる気しかしません。

ビートブラックが大波乱を演出した2012年のような人気薄の激走に期待したいですね。

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