馬券を買うほど控除率が収束して勝てない?!

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馬券を買うほど控除率を除いた回収率に収束し、勝てなくなるという話を聞いたことがあるでしょうか?

競馬には控除率が20~25%ほど存在するので、馬券を買うほど回収率は75~80%程度に収まってしまうということです。

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競馬の払戻金とオッズの仕組み

競馬の払戻金は、参加者が賭けたお金から控除率を差し引いた分を、的中者で山分けする仕組みになっています。

例えば、単勝の売り上げ金が1,000万円だった場合。

単勝の控除率は20%なので、まず200万円がJRAの手元に入り、残りの800万円が馬券的中者に分配されることになります。

そのため、的中者が多いと配当は少なくなり、的中者が少ないと配当が高くなるのです。

実際には、競馬はプレイヤー同士でお金の奪い合いをしているということですね。

1番人気を買い続けた場合

1番人気は、そのレースで最も多く買われている馬ということです。

言い換えれば、最も強いと思われている馬。

その1番人気の単勝を1年間ひたすら買い続けた場合、回収率は約80%になることはデータからも明らかになっています。

【2017年1番人気の成績】

複勝回収率が平均より少し高くなることも毎年同じですが、その理由はここでは省かせてもらいます。

1番人気の勝率は、毎年のように30%前後で落ち着いています。

30%なら当然続けて勝利することもありますから、短期的には馬券収支もプラスになる可能性は十分有り得ます。

ですが、1年間買い続ければきっちり80%程度に収まるのは、大数の法則が働くからです。

大数の法則とは、繰り返し行うことで本来の確率に限りなく近づいていくことを意味し、レースを行うほどに1番人気の勝率は約30%・回収率は80%に近づいていくということです。

馬券を買うほど控除率は収束するので勝てない?!

大数の法則によって、馬券は買えば買うほど控除率を除いた回収率に収束していくことは間違いありません。

となると、競馬は一時的に勝てても、そのうち勝てなくなってしまうとも言えます。

その対処法としてよく取り上げられるのが、レース数を絞る買い目を少なくするということでしょう。

一理あるとは思いますが、それだけでは意味がありません。

レース数を絞っても、買い目を少なくしても、何年も続ければ結局レース数は増えるし、買い目も増えていきますからね。

それよりも、もっと重要なことがあります。

過小評価されている馬を探す

競馬で勝つために重要なことは、過小評価されている馬を探すことです。

適正オッズの馬を買っていれば回収率は80%前後になり、過剰人気の馬を買っていれば回収率は80%を下回ります。

ちなみに、過剰人気はなにも上位人気馬だけに限りません。

人気のない馬でも、勝てる見込みが全くないにもかかわらず、一発逆転を狙う一定の層が馬券を購入するので、本来の実力以上に買われることがあります。

回収率を平均以上にするためには、過剰人気になった馬がいるために実力以下の評価しかされていない馬を買うしかありません。

3回に1回勝てる馬のオッズが4倍なら、その馬は過小評価されていることになります。

馬は生き物なので、何回に1回勝てるかどうかを確実に見極めることは不可能ですが、競馬で勝つためにはそのような馬を探し当てることが重要なのです。

そのための予想理論として血統などが利用されるんですね。

血統以外にも、どのような理論でも過小評価されている馬を評価できれば、競馬で勝つチャンスはあります。

買えば買うほど儲かることもある

競馬は、買えば買うほど控除率分負けることになるのは、半分正解で半分不正解です。

買うほどに負けるのは、機械的に1番人気を買い続けた場合や、過剰人気馬ばかりを買い続けた場合です。

このとき回収率は約80%(もしくはそれ以下)となり、1レースで1,000円購入すると平均800円しか戻ってきません。

1レースで200円の損失となり、10レースで2,000円、100レースで20,000円と、買うほどに負ける額も増えます。

逆に、優れた予想理論で回収率110%を実現している場合はどうでしょうか。

1レースで1,000円購入すれば、1レースにつき100円の利益が出ることになります。

10レースなら1,000円、100レースなら10,000円と利益は増えていきますね。

つまり、勝てる予想理論を持っている人であれば、買えば買うほどに儲かることになります。

ただし、毎回的中するわけではないので、買ったり負けたりを繰り返しているうちに、トータルで1レースあたり100円の利益が出るということです。

優れた予想理論とは、つまり過小評価されている馬を上手く見付けることです。

全レースで過小評価されている馬が出現するとは限らないので、結果的に、過小評価されている馬を買うとなるとレース数が絞られます。

そのため、競馬で勝つためにはレース数を絞るというのは、過小評価されている馬を探していれば自然とそうなってしまう結果でもあります。

決して、レース数を絞れば勝てるわけではありません。

勝てる馬を探した結果、レース数が絞られるだけなのです。

例外

例外として、馬券で1億円以上稼いだと噂の馬券裁判男卍氏のような人もいます。

彼は、おそらくほとんどのレースで馬券を購入されていたと思われます。

しかし、彼は独自の予想理論で高い回収率が期待できる買い目のみ抽出して馬券を購入するという作業を、全て自動化する仕組みを作っていたそうです。

買い目に関しても、レースによっては多くの点数を買っていたこともあるはず。

買い目を絞ることが勝つための重要な要素とも言われますが、卍氏くらい徹底して的中したときのバランスを考慮できれば、的中率が上がる分、買い目を増やせば安定感も増します。

ただ、それを私たちのような普通のプレイヤーが真似をすることはまず不可能に近いので、卍氏のパターンは例外ということです。

まとめ

競馬は買えば買うほど損をする、と言うのは一般的には正しいです。

競馬の仕組みを理解せずに、なんとなく参加しているだけでは奇跡的特大万馬券でも当たらない限り、勝てません。

競馬に限らず、ギャンブル全般がそういう仕組みですからね。

しかし、優れた予想理論で過小評価されている馬を探し出せる人は話は変わります。

そのような人は、買えば買うほど利益が出せるのです。

残念ながら、世の中の大半の人は優れた予想理論を身に付けることができません。

そのため、必然的に競馬で負け続け、そのうち胡散臭い悪徳予想会社の広告に誘惑されてしまいます。

競馬の仕組みを知っていれば、予想会社の言っていることは明らかに矛盾していることが分かりますが、それを知らない人を喰いものにしているんです。

競馬で勝つのは非常に難しいことですが、競馬に対する考え方を意識するだけでも、これまでの成績を改善できる可能性はあります。

このブログでは、競馬で勝つための考え方や参考にできるデータなども紹介しているので、よければ他の記事もご覧になってください。

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