【2017】天皇賞(秋)

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今週末に行われる天皇賞(秋)の傾向と展望です。

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天皇賞(秋)の傾向

天皇賞(秋)が行われる東京芝2000mは外枠不利で知られていますが、東京で行われた過去19回のデータでは8枠の成績は唯一複勝率が10%を下回り、複勝回収率もわずか20%という数値に。

しかし、これを1・2番人気に限定すると4頭中3頭が3着以内に走っているため、実力があれば多少のマイナス要素にしかならないと言えるでしょう。

血統的にはディープインパクト産駒の出走が多いので好走数も多いですが、思ったほど抜群の適性を見せているわけでもありません。

近年は超人気薄が多く好走馬が出ていませんが、グレイソヴリン系は悪くない。

ミスプロ系やノーザンダンサー系は基本的に瞬発力で劣るため、この舞台では苦戦を強いられています。

前走毎日王冠

連対馬は28頭中10頭が好走し、前走の人気に関係なく好走馬が出ています。

上がり3位以内だった馬は18頭中7頭が好走し、人気薄もよく走ります。しかし、3角10番手以下と位置取りが後方過ぎる馬は3頭とも凡走しています。

3~5着馬は30頭中7頭が好走し、上がり3位以内だった馬に限れば12頭中5頭と率が上がります。こちらは3角10番手以下でも好走馬はいて、激走過ぎない分、連対馬より疲労度で有利と言えそう。

6着以下だった馬は49頭中2頭が好走し、巻き返した2頭とも春に海外G1へ遠征していた馬です。

基本的には実力面・体調面で劣る可能性が高いですが、遠征の疲労があった実力馬に関しては巻き返しも期待して良いかも知れません。

毎日王冠組は上がり順位を中心に取捨をするのがポイントで、疲労の少ないやや負けている程度がベターか。

前走京都大賞典

連対馬は20頭中4頭が好走し、全て前走1番人気1着だった馬で、3角では6番手以内と先行していた馬です。距離が長い分、疲れは残りやすく、力のある馬でないと厳しいローテと言えそう。

3~5着馬は12頭中2頭が好走し、2頭は前走人気を裏切ったタイプで、3角では4番手以内。やはり疲労が少なく、機動力のあるタイプが巻き返す形です。

6着以下だった馬は7頭中2頭が好走し、2頭とも3角4番手以内。1頭は1番人気を大きく裏切り、1頭は7番人気6着もG1で何度も好走している実力馬(ステイゴールド)でした。

京都大賞典組は短縮で追走に苦労しない機動力のある馬が有利で、長距離で疲労が残りやすく、疲れが残らないタイプを狙いたい。

前走オールカマー

連対馬は21頭中1頭が好走し、1番人気1着で先行していた馬です。

3~5着馬は11頭中1頭が好走し、3角10番手以下から速い上がりを使いながらも差し損ねて人気を裏切った馬。

6着以下だった馬は10頭中好走馬はいません。実力面・体調面で劣っているケースが多く、積極的に狙える条件とは言い難いでしょう。

オールカマー組は基本的に有利とは言えなさそうですが、機動力があって疲れのないタイプや、極端な後方で差し損ねたタイプは展開がハマれば…という可能性はなくもないでしょう。

前走宝塚記念

連対馬は10頭中5頭が好走、ほとんどが人気馬なので特に有利とはいえないでしょう。安定感があるのは先行していた馬です。

4角で5番手以内だった馬が6頭中4頭好走しているのに対し、4角でも6番手以下だった馬は4頭中1頭の好走にとどまっています。

3~5着馬は8頭中3頭が好走し、1番人気を裏切った馬は2頭とも巻き返しています。こちらも好走した3頭は先行していた馬で、差し馬はリスクが高いと言えそうです。

6着以下だった馬は13頭中1頭が好走し、巻き返したのはそれまでの実績十分ながら人気を大きく裏切った馬(ジェンティルドンナ)で、先行していた馬。

東京実績・G1実績がある馬なら、前走の敗因次第では巻き返す可能性は十分あると思います。

宝塚記念組も短縮となるので、やはり機動力のあるタイプが狙い目。間隔が空いているとは言え、ハイレベルな戦いとなるので疲労を残さない形がベストでしょう。

前走札幌記念

連対馬は11頭中6頭が好走し、好走馬のうち5頭は前走1番人気でした。

3角5番手以内だった馬が6頭中2頭の好走に対し、6番手以下だった馬は5頭中4頭が好走しています。

小回りのタイトな流れから広いコースに変わるので、格上げでも流れに乗れない心配はなさそう。間隔も空いて有利なローテと言えるでしょう。

3着以下だった馬は9頭中好走馬はいません。しかし、16番人気4着という馬もいます。その馬は2・3走前にも好走していた馬で、ある程度勢いのある人気薄の馬は抑え程度に考えても良いかも。

天皇賞(秋)の展望

それではnetkeibaの予想人気順に考察していきます。

1番人気はキタサンブラック

父Lサンデー系×母父プリンスリーギフト系で、前走は宝塚記念で1番人気9着。

宝塚記念惨敗からの直行で巻き返した馬はジェンティルドンナしかいませんが、キタサンブラックも同じレベルにいる馬でしょう。巻き返す可能性は十分あるとは思います。

しかし、3歳春から一線級と走り続けてG1で何度もハイパフォーマンスを見せてきたことで、5歳秋に陰りが見え始めることも過去の名馬に多く見られる現象。

差し優勢の流れになれば、危うさも。

評価:C

2番人気はリアルスティール

父ディープインパクト×母父ストームバード系で、前走は毎日王冠で3番人気1着。

力があることは間違いないですが、前走は展開面も向いた。多頭数になってスムーズでなければ突き抜られるほどの存在でもないでしょうし、人気になれば妙味は下がります。

評価:C

3番人気はサトノクラウン

父ノーザンダンサー系×母父ミスプロ系で、前走は宝塚記念で3番人気1着。

過去2年の天皇賞(秋)は惨敗しており、宝塚記念でもやや後方からの競馬で純粋な瞬発力勝負になると分は悪い。先週からの雨の影響によって評価が大きく変わりそうな1頭ですね。

評価:B(重)~D(良)

4番人気はサトノアラジン

父ディープインパクト×母父ストームバード系で、前走は毎日王冠で5番人気2着。

中距離路線は久々の出走で、他の上位人気馬より鮮度的には有利。距離に問題はないでしょうから、脚質的にリスクは大きいものの人気次第では狙いになりそう。

評価:C

5番人気はグレーターロンドン

父ディープインパクト×母父マイバブー系で、前走は毎日王冠で4番人気3着。

素質は見劣らないものの、脚質が不安。好走しても凡走しても驚けない1頭で、人気次第になりそう。

評価:C

ここからは6番人気以下で気になる馬を。

と思いましたが、下位人気で注目する馬が見当たらず。晴れて馬場が回復していればディープ産駒が上位に走りそうですし、雨で馬場悪化するなら相対的にサトノクラウンシャケトラネオリアリズムあたりが血統的に狙い目になりそうな気がします。

見て楽しむレースになりそうですね。

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