競馬の絶対的法則「逃げた馬・先行した馬が絶対有利」

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競馬は逃げ馬を買えば儲かる。

この格言には、少しだけ誤りがあります。

何が違うのか、みなさんはお分かりでしょうか?

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なぜ競馬は先行有利?

競馬が先行有利というのは、過去のデータからも明らかです。

根拠のないデータは偶然である可能性もありますが、先行有利なデータには、有利である根拠も揃っています。

では、先行有利というデータの根拠はどうでしょう?

  • 逃げ馬は馬込みのストレスがなく、気分良く走れる
  • コーナーで内をロスなく走りやすい
  • 前が壁になるリスクが下がる
  • 脚を余す可能性が低い
  • 人気馬が差し馬なら、マークが甘くなりやすい

パッと思い付くだけで、これだけあります。

馬はストレスに敏感な生き物と言われており、気分よく逃げて走れたときに大穴をあけやすいのは、偶然ではないでしょう。

差し・追い込みタイプの馬を買っても儲からないのは、先行馬が有利な理由と逆のことが起こっているからです。

後方から競馬をするタイプは、それだけでリスクを抱えていると言えますね。

先行有利をデータで検証

こちらは、2014~2016年までの3年間のデータです。

ご覧のように、好走率・回収率どちらをとっても、逃げ・先行馬が圧倒的な数値を叩き出しています。

しかし、これらは結果論でもあり、レースが始まる前にどの馬が先行するのかを、確実に見抜くことはできません。

それなら、前走で先行した馬を狙えば、高い確率で見抜けるんじゃないかと思われるかも知れまれません。

しかし…

前走で逃げ・先行だった馬は儲かる?

競馬はそんな簡単に勝てるほど、甘いものではありません。

先ほどと同じ期間の、前走脚質別成績がこちらです。

なんと、先行した馬どころか、逃げた馬ですら平均を下回る回収率にしかなっていません。

これはたまたまではなく、明確な理由があります。

それは、前走逃げ・先行した馬は、前走が恵まれた結果である可能性に加え、前走で気分よく走れた後に、それより厳しい流れになると、ストレスを感じて嫌気をさすからです。

また、今回も先行できるとは限らず、前走で先行した23,344頭のうち、約半数は今回中団・後方からの競馬になっています。

つまり、高い回収率を記録している逃げ・先行馬は、そのレースで気分よく走れたことで、次走はパフォーマンスを落とす可能性が高いということです。

さらに、好走したことで人気も上昇し、それによって回収率の低下も招くことになります。

今回先行した馬の前走脚質

では、今回先行した馬の前走脚質はどのようなタイプが多いのでしょうか。

先行馬の定義として、4角5番手以内だった馬を対象に抽出しています。

見事にバラバラ。

やはり、前走の位置取りから今回先行する馬を見抜くのは、非常に難しいことだと言えます。

しかし、面白いことに前走後方にいる馬ほど、高い回収率を記録しているのが分かります。

前走気分よく走った馬が今回パフォーマンスを落とすのに対し、前走つらい経験をした馬が今回気分よく走ることで、パフォーマンスを劇的に上昇させるということですね。

前走後方で見せ場のなかった馬は、人気も落としていることが多いので、そこで穴をあけることで高い回収率になるのです。

競馬は今回逃げる馬・先行する馬を買えば儲かる

最初の問いで、逃げ馬を買えば儲かる…には少し誤りがあると言いましたが、正しくは、今回逃げる馬を買えば儲かるです。

もちろん、今回先行する馬でも儲かります。

しかし、いつも逃げたり先行している馬ばかり買っていては、あまり儲からないのです。

とくに、好走した後は気を付けた方がいいでしょう。

狙うのなら、前走逃げ・先行して大敗した馬を狙う方が、良い結果に繋がりやすいです。

先行する馬を見極めるには

先行する馬のなかでも、最も馬券的破壊力のある、前走後方から今回先行する馬を見極めるには、どうすればいいでしょうか。

これが高い精度で予想できれば、競馬で勝つのは朝飯前とも言えそうです。

さすがにそう簡単にはいきませんが、注目すべきポイントをいくつか挙げていきましょう。

前走出遅れ

いつもは先行する馬が、前走出遅れて後方から力を出せなかったケースです。

一番分かりやすいパターンですね。

それゆえ、オッズにもある程度反映される可能性は高く、どれだけ効果があるかは微妙なところです。

しかし、逃げ馬に関しては、非常に効果的でしょう。

なぜなら、逃げ馬は自分のペースで走れないと実力以上に大敗することも多く、逃げればあっさりと巻き返す馬が多いからです。

前走よりペースが緩くなる

競走馬は今回走る距離を知らないので、前走の記憶を頼りに走ると言われています。

そのため、騎手が制御しなければ、前走と同じようにゲートを出ようとします。

例えば、今回1600mのレースで1頭だけ前走1200m、他は全て前走1600mだったとします。

すると、前走1200mだった馬はゲートが開いた瞬間、前走と同じスピードで走ろうとするので、他の馬より相対的に強いダッシュ力を見せます。

そのため、前走短い距離を走っている馬は、自然と先行するケースがあるのです。

距離意外にも、前走より格の低いレースに出走する場合、馬にとっては緩い流れに感じやすいとも言われます。

同じ距離でもG1とG3なら、道中のペースはG3の方が遅くなることが多く、相手関係も楽になるので馬にはストレスがかかりづらくなるとも言われます。

小回りから広いコースに代わることも、道中のペースが緩くなる可能性は上がりますね。

これらの要素は、ある程度研究している人でないと考慮しないパターンと思われるので、オッズにも反映されにくく積極的に狙う価値がありそうです。

先行する騎手

私はあまり騎手の特徴は詳しくありません。

それほど予想の際にも考慮しないことが多いです。

しかし、騎手によって先行する意識が高いなどの特徴はあると思われます。

逃げを選択した割合をまとめましたので、こちらも参考にしてください。

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休み明けの馬

休み明けの馬は、心身ともにリフレッシュして前向きさが増すと言われます。

休み明けの定義として、前走から3ヶ月(13週)以上間隔が空いた馬を抽出しました。

データは2017年のものになります。

休み明けで出走したのが合計6,727頭で、前走4角6番手以降だった馬は3910頭。

そのうち、1,169頭が今回4角5番手以内に先行しています。比率でいえば約30%です。

一方、12週以内に出走した馬は合計39,006頭で、前走4角6番手以降だった馬は22,495頭。

そのうち、今回4角5番手以内だった馬は6,085頭で比率は約27%

…じゃ、若干ですが、先行する意欲は高まっていると言えるかも知れません。

しかし、競馬で重要なのは回収率です。

回収率でみると、前走4角6番手以降だった休み明けの馬は、12週以内の馬を単複ともに10%ほど上回っています。

もちろん、今回4角5番手以内で通過した馬も、休み明けの方が優秀です。

つまり、休み明けの馬は人気を落としやすい傾向にあるので、単純に戦術として狙い目になるということです!!(棚からぼたもち)

まとめ

競馬は今回逃げる馬・先行する馬が有利なことは、これからも変わりません。

逃げる馬を狙って逃げられなくても、先行すれば十分チャンスがあります。

徹底して先行する馬を狙い続ければ、いつか大きい馬券を取ることもできるでしょう。

その確率をどれだけ上げられるかは、自分の努力次第と言えますね。

逃げ馬に関する書籍です。

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