競馬は奇数番が不利!!買えない奇数番の条件は?

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競馬では偶数番に入った馬の回収率が高い傾向があります。

馬は繊細な生き物で、狭いゲート内で長く待たされる先入れの奇数番だと、ストレスを感じることが原因の一つと言われ、パフォーマンスを落とします。

とくに人気薄の方が影響を受けやすく、人気馬(強い馬)は多少の不利があっても好走できるため、偶奇でそこまで差が出にくいです。

今回はご質問をいただいたので、それに関して調べてみました。

始めまして。
前から気にはなっていたのですが、こんなに分析されている方がいらっしゃったんですね。参考にさせていただきます。ありがとうございます。
やはり、奇数枠はゲートで待たされることが原因といえるのでしょうか。
となると、この影響は距離が短いほど、スタートがうまくいかなかったことを
取り返せずにレースが終わってしまった、ということも多くなるのではないでしょうか。
もし可能なら距離別の奇数偶数比較をお願いします。

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偶奇別の回収率

以前の記事で集計した、2011年~2016年までの結果です。

前回と若干数値が違って「?」と思いましたが、前回の記事が2016年12月の頭に公開しているので、今回は2016年12月分も加わった数値となっています。

大差はないので気にせずに見てください。

1500m以下の偶奇回収率

まずは1500m以下の回収率を見ていきます。

全体と比べて、奇数番の好走率・回収率ともに下がっています。

が、偶数番が良くなっているわけでもなく、なんとも言い難い結果ですね。

1600m以上の偶奇回収率

続いて1600m以上の回収率です。

奇数番は全体の数値とほぼ同じ。

こちらもはっきりとした傾向はありません。

正直、これだけの括りで目立った結果が出れば楽でしたが、もう少し堀下げる必要がありそうですね。

人気薄の傾向は?

前回の記事では、人気薄(6番人気以下)は偶奇で回収率に差が出ることを取り上げました。

6番人気以下全体の単勝回収率は70%で、偶数では+4%・奇数では-4%となっています。

こちらの人気薄に焦点を当てて見ていこうと思いますが、人気薄に限っても距離別ではこれといった傾向は見られませんでした。

ただ、奇数番はダートの1500m以下では単勝回収率が59%と、偶数番の70%に比べて11%も低い結果になっています。

しかし、芝の1500m以下では奇数偶数ともに単勝回収率が72%という結果に。芝では1600m以上で奇数番が単勝回収率が57%と、散々な結果になっています。

ダートでは短距離の成績が悪く、芝では長距離の成績が悪い…

これをどのように考えるかですが、少なくとも奇数番によってスタートに多大な影響を与えるということはないのかも知れません。

平均を大幅に下回る結果だけに何かしら理由がある可能性も考えられますが、私にはその理由が思い浮かびません。

個人的にはダートの短距離だから奇数番は無条件で消し…とするのは難しいですね。

買ってはいけない奇数番の条件

奇数番は距離によって成績の良し悪しがあるのは事実ですが、〇〇mは回収率が低いから狙えないとするには少し強引すぎるかと思います。

仮に1200mは良くて1400mは悪いとなると、その違いは何なのかが分からないとデータとしては不完全だからです。

一応、ご質問をいただいた件に関しては明確な根拠が見つけられず、短距離では狙えないと結論付けることは出来ないというのが回答になります。

これで終わるのも忍びないので、改めて奇数番に関して調べてみたところ、少し参考になるポイントを見付けたのでご紹介しておきます。

超人気薄は厳しい

奇数番に限ったことではありませんが、単勝100倍を超える超人気薄は回収率が極端に低い傾向があります。

それは単純に能力面で足りない馬が多く、よほど狙える根拠がない限りは効率の悪い狙い目となってしまいます。

普段のデータは単勝100倍を超える馬を省いて検証することが多いのですが、今回の馬番に関しては100倍以上も含めて集計していました。(忘れていただけ)

単勝100倍以上のみを抽出したときも奇数番の成績が劣ることは同様ですが、偶数番であっても標準の半分程度しか回収率がないため、基本的には狙い目から外す方が無難です。

こちらが単勝100倍以上のみを抽出した馬の成績です。

大荒れに期待できるレースで根拠のある馬であれば、紐に加える程度に付き合うのがいいのではないでしょうか。

これらの馬を除いた、単勝100倍以内(6番人気以下)の馬の成績はこちらです。

偶数と大外枠の成績が優秀ですね。

奇数番は平均を下回るとはいえ、100倍以上を除くだけでそこまで酷い成績にはなっていないことが分かります。

つまり、他の条件さえ良ければ奇数番でも十分勝負になる可能性はある…ということかも知れません。

延長馬を嫌え

その奇数番の中でも、前走から延長ローテとなる馬は成績が落ちます。

基本的に延長ローテは不利と言われますが、奇数番に入ると二重苦となって余計に回収率が悪化しています。

また、影響が大きいのはダート戦の方が顕著で、ダートに限ると延長馬の回収率は67%・短縮馬の回収率は86%と大きな差が付いています。

芝では複勝回収率で短縮馬が平均を上回る程度で、ダートほど明暗が分かれる結果にはなっていません。

奇数番によるデメリットよりも、短縮によるメリットが上回る可能性はありますね。

欧州型より米国型?

血統面では欧州型の成績が悪いです。

欧州型ノーザンダンサー系とロベルト系が単勝回収率70%・欧州型ナスルーラ系が69%に対し、ミスプロ系は84%・米国型ナスルーラ系は87%と平均以上の成績を収めています。

米国型ノーザンダンサー系は75%と平均は下回りますが、欧州型に比べるとマシな方ですね。

欧州型と米国型で馬の気質が違うことによる結果なのか、はっきりとは分かりませんが参考程度に考えてみてはいかがでしょうか。

サンデー系は平均的な数値ですが、ダート指向のDサンデー系は84%と平均以上となっています。

牝馬は苦戦

これも全体的な傾向として見られるものですが、奇数番では牝馬はとくに苦戦しています。

全体の成績では牝馬は単勝回収率76%ですが、奇数番では72%まで低下。(牡牝混合戦)

もちろん、好走している馬もいるわけですが、長期的には儲からない条件の一つであることに間違いないでしょう。

ただし、7.8月に限っては牝馬の成績が急激に上昇しているので、その点は覚えておきたいですね。明確な理由は分かりませんが、生物学的に何かあるのではと言われています。

また、夏は牝馬が良くなるというより、牡馬が走らなくなるだけという説もあります。

ダートの内枠

ダートの内枠も砂を被りやすいため、もともと不利な条件です。

奇数番では1~4枠は全て単勝回収率が平均以下、5~8枠は6枠を除いて平均以上。

ここでも牝馬はさらに成績が悪く、むしろ牝馬で内枠の成績を押し下げているとも言えます。

牡馬なら枠はそこまで気にせず、牝馬なら内枠で消しが良さそうですね。

奇数番でも前に行ける馬は走る

競馬は先行馬が有利ですが、奇数番でも先行できれば回収率が100%を超えるほど優秀です。

それはダートの方が顕著で、芝では逃げ馬によって回収率が底上げされているのに対し、ダートでは4角3番手までの馬でも単勝回収率は100%を超え、4番手でも複勝なら100%を超えています。

つまり、ダートの方が前狙いで儲かる幅が広くなるということですね。

まとめ

簡単にまとめます。

奇数番は不利なのは事実ですが、距離によって優劣が出るとは一概には言えません。

それよりも、超人気薄は基本的に軽視すること、奇数番の延長ローテはより不利になることを覚えておくと良いと思います。

ダートの内枠や牝馬も回収率が悪化する要因であり、血統面では欧州型がなぜか全体的に成績が落ちています。(参考程度)

奇数番でも短縮馬や前に行ける可能性のある馬は十分狙える余地はあるので、狙った馬が奇数番に入ったときの参考にしていただければと思います。

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