重馬場のノーザンダンサー系は儲かるのか?

馬券術講座

血統を予想に活かしている人なら、重馬場になるとノーザンダンサー系が穴をあけるという格言を聞いたことがあるでしょう。

現在の日本競馬の主流血統は瞬発力を武器にするサンデーサイレンス系ですが、ノーザンダンサー系は真逆の特徴を持つ馬が多いです。

ノーザンダンサー系は現在でもタフな欧州競馬では猛威を奮っており、その血を持つ馬は雨で馬場が重くなればサンデー系を上回る能力を発揮する…

一見理に適っているこの格言は、はたして現在でも本当に通用するのでしょうか?

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芝・稍重以上の成績

集計期間は2017年~2019年、芝の稍重以上のデータです。

稍重以上の回収率2017~2019

赤枠で囲ったのが大系統ノーザンダンサー系です。

見ての通り、ダンチヒ系だけが善戦していますが、どうやら単純に稍重以上で狙うだけでは平均以下の回収率になってしまいそうです。

では、もう少し条件を加えていきましょう。

オッズ別の成績

こういったデータでは、単勝100倍を超えるような勝負にならない馬が多く含まれるため、全体的に回収率は低く出てしまいます。

そのため、今度は単勝100倍以上を除いたデータを抽出します。

稍重以上・100倍以内の回収率2017~2019

はい、一気に回収率が改善されましたね。(他系統もですが)

ちなみに、データの1位はTサンデー系、2位はキングマンボ系、3位はディープインパクト産駒です。ディープ産駒は超人気薄を除いても回収率が低いんですね。

ノーザンダンサー系(とくにダンチヒ系と欧州型)は超人気薄を除くと一気に成績が上がりました。

さすがにこのままでは厳しいですが、これは条件次第では十分に狙えると言ってもおかしくないでしょう。重・不良に限定するとさらに成績は上昇してます。

激走する条件として考えられるのは、前走でタフな経験をしている短縮馬や前走ダートを使っていた馬、函館や札幌の洋芝で成績が良くなる馬などですね。

あまりにも目も当てられない成績の馬はどうかと思いますが、ある程度通用する走りを過去に見せている馬なら、近走で大敗していても変わり身を見込める可能性はあります。

とくに東京や京都などの軽い馬場でスピード競馬に対応できない馬は、極悪馬場になれば一気にパフォーマンスを上昇させるチャンス。

母系も欧州血統ならより期待できそうですね。

まとめ

最近は雨が降ってもすぐに馬場が回復するほど、馬場造園家の技術が進歩しています。

とはいえ、好走馬の血統に注目していると、明らかにサンデー系が走らずに欧州血統が走るようになることも多々あるので、そういった瞬間を逃さずに仕留めたいところ。

そのときは、米国型ノーザンダンサー系よりもダンチヒ系・欧州型ノーザンダンサー系の血を持つを中心に狙いましょう。

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